★★★　インドネシア料理を作ってみた　★★★　　その１１ 「クエ・ラピス」

インドネシアでおなじみのスイーツ「クエ・ラピス（Kue Lapis)」を作ってみました。

まずは材料をご紹介します。作りやすい分量を表記しました。これで5～6人分のクエ・ラピスができます。

米粉（150g）、グラニュー糖（75g）、塩（ひとつまみ）、ココナッツミルク（400ml）、
パンダンリーフ（5枚）、水（50ml）、バター（少々）

必要な道具・・・蒸し器、パウンドケーキの型

パンダンリーフの代わりにパンダンエッセンスがあればその方が楽チンです。私はパンダンエッセンスが手に入らなかったので、パンダンリーフを買ってきて自分でパンダンウォーターを作ることにしました。
パンダンリーフは、日本でもアジア食材を扱うスーパーで手に入ります。東南アジアでは料理の香りづけや色づけによく用いられます。ほんのりバニラのような香りがするのですが、ちょっと癖があります。まさにアジアの屋台を思わせる香りです。
　

さて、では作り方を簡単にご紹介しますね。

１．まずはパンダンウォーターを作ります。パンダンリーフをよく洗って5cmくらいに切り、少量の水とともにミキサーにかけて濾します。

２．米粉とグラニュー糖と塩をボウルに入れてよく混ぜ合わせます。

３．2にココナッツミルクを加え、滑らかになるまでよく混ぜます。

４．3の生地を2等分し、片方にパンダンウォーターを加えて混ぜます。これで、白い生地と緑色の生地ができました。

5．型の内側にバターを塗り、まずは白い生地を5mmほどの厚さに流し込みます。湯気の上がっている蒸し器に入れて5分ほど蒸します。

6．生地の表面が固まったら、その上に緑色の生地を5mmほどの厚さに流し込み、また5分ほど蒸します。

7．同様に、白い生地、緑の生地を交互に重ねて蒸します。

8．蒸しあがったら、冷まして、冷蔵庫で冷やせば完成です。丸一日くらいおいた方が、生地が馴染んで切りやすいようです。



ココナッツ風味のういろう、という感じです。もっときれいな縞々にするには、練習が必要ですね。