メルマガ バックナンバー

2018年5月1日

■【はじめに】気は長く

まずは、こちらをご覧ください。これは何と読むでしょうか?
https://www.toko-plumeria.jp/hpgen/HPB/entries/46.html
ははーん、これ知ってるよ、という方も多いのではないでしょうか。

答えはこちら↓

「気は長く、心は丸く、腹立てず、口慎めば、命長かれ」 とてもよい言葉ですよね。私がこの言葉に出会ったのはだいぶ昔のことですが、どこかでいただいた湯呑茶碗に書かれていたのを見て興味を持ちました。誰の名言なのか、また最初にこんな書き方をしたのは誰なのかと、調べてみたのですが、結局明確にはわかりませんでした。
最近、物事のひとつの側面だけを見てすぐに腹を立て、クレームをつける人が多いように思います。そしてネット上では匿名でモノを言えるだけに無責任に言いたい放題・・・。もう少し譲り合ってお互いに気持ちよく生きたいものですね。


■【今月のお話し】日本語に聞こえるインドネシア語

インドネシアにも「キラキラ」や「オレオレ」があるんです。
といっても、キラキラネームやオレオレ詐欺のお話しではありません(笑)。
「kira-kira(キラキラ)」は「だいたい、およそ」という意味です。「oleh-oleh(オレオレ)」は、「お土産」です。
「kira」1つだと「思う」という意味の単語なのですが、「kira-kira」と繰り返すと「だいたい」になります。同様に、「oleh」1つだと「取得する」で、「oleh-oleh」はお土産。
全く違う意味になるのではなく、何となく関連があるというか、延長線上にあるところが面白いですよね。

ほかにもいくつか、繰り返すことで別の言葉になり、しかも日本語に聞こえてしまうインドネシア語を挙げてみますね。

gula(グラ)・・・砂糖
gula-gula(グラグラ)・・・ キャンディー

mata(マタ)・・・目
mata-mata(マタマタ)・・・ スパイ

sama(サマ)・・・同じ
sama-sama(サマサマ)・・・ お互い


最後に蛇足で、日本語に聞こえるインドネシア語をもう一つだけ。
cincin(チンチン)・・・ 指輪

えーと、これはハイフンがないので、2回繰り返しているわけではなく、全体で1つの単語です。だったら敢えてここで挙げなくてもよかったのですが、いやなんだかお話ししたくなっちゃったので。
でもこれで、インドネシア人が真顔で「チンチン」と発音するのを聞いても驚かずに済みますよね!

  • 2018.07.01
  • 00:14

2018年4月1日

■【はじめに】花も団子も

この冬はとても寒い日が多くて、東京でも3月半ばを過ぎてから雪に見舞われましたが、その後1週間で急速に春がやってきて、桜が満開になりました。もう、お花見はされましたか?
私は、桜の木の下で宴会をするという、日本人らしいお花見はしなかったのですが、桜を見る機会には例年になく多く恵まれました。外出先がたまたま桜の名所の近くだったので寄り道してみたり、ふと出掛けた先で思いがけず満開の桜並木に遭遇したり、電車の窓から青空と桜のコラボを眺めたりして、とても幸せな気分になりました。幸せな気分になった後は、美味しいものを飲んで食べて、ますます幸せに。
この国の真ん中で繰り広げられている謎の問答をよそに、春を満喫している私です。


■【今月のお話し】バリ島のお正月

インドネシアは、イスラム教徒が多いのですが、バリ島だけはヒンズー教徒が90%を占めています。しかもバリ独特の思想や祭礼があるため、インド発祥のヒンズー教とは区別してバリ・ヒンズー教と呼ばれています。 以前のメルマガでもお話しさせていただきましたが、インドネシアではイスラム教、キリスト教、ヒンズー教それぞれの宗教に基づく暦が共存しているのに加えて、中華系民族の暦も存在するため、「お正月」に相当するイベントが年に4回あります。しかも、暦の周期が太陽暦と違うので、それらの「お正月」は太陽暦でいうところの何月何日か、毎年異なるのです。

前置きが長くなりましたが、今年のバリ・ヒンズー教の「お正月」は、太陽暦の3月17日でした。バリ・ヒンズー教の新年はニュピ(nyepi)と呼ばれ、特別な一日となります。ニュピの前日、つまり大晦日に相当する日は、悪霊を追い払うために「オゴオゴ」という盛大なお祭りが行われます。悪霊に見立てた山車を担いで、楽器を鳴らしながら練り歩き、最後にはこの山車を燃やしてしまうという儀式です。そしてニュピになると、一日中家から一歩も出ず、悪霊が去っていくのをじっと待つのだそうです。ニュピの日は、外出禁止、火や電気を使うことも禁止、殺生も禁止、となります。電気を使えないのは、ちょっと厳しいですよね。
現地に住むヒンズー教徒だけでなく、異教徒や、海外からの観光客もこれに従わなくてはいけません。バスやタクシーも営業していませんし、空港も閉鎖されますので、逃げられませんよね。とはいえ、ホテル内での電気の使用くらいは許されるそうですから、1日だけなら何とか過ごせるかもしれません。
かつては、「バリ島旅行はニュピを避けて」といわれていましたが、最近では、敢えてニュピを体験するツアーもあるようです。静寂に包まれ、空気も澄んで、自然の音しか聞こえない一日を想像してみてください! 夜は真っ暗闇で、星が綺麗で、とっても不思議な世界でしょうね。

  • 2018.06.01
  • 10:58

2018年3月1日

■【はじめに】盛り上がりましたね!

平昌オリンピックでの日本代表選手の健闘ぶり、盛り上がりましたね! 自分も同じ日本人であることに勝手に誇りを感じながら、暖かい部屋でビール片手に応援した17日間でした。メダルを獲ったかどうかに関係なく、日本を代表して戦った選手たちの努力と精神力に、心から拍手を贈りたいです。
とはいえ、メディアが作り出す感動ストーリーに乗せられている感は否めません。2年後には、もっと実際のところを肌で感じてみたいものです。
私ごとですが、先日久しぶりにスキーに行きました。もともとヘタクソなのですが、15年ぶりだったせいもあり、腰が引けてたくさん転んで痣だらけ。オリンピック選手だって、最初はきっと転んで痣を作っていたはず。それが、ものすごいコブの斜面を全速力で滑り降りながら空中で回転したり、140mもムササビみたいに飛べるようになるなんて、いったいどこまでいけるのでしょうか、人間の体は。
さて、もうすぐパラリンピックも始まります。障がいを持ちながらも限界に挑戦するアスリートたちの姿を見ながら、また涙しましょう!


■【お知らせ】雑誌「Hanako」に掲載されます

当店は、なんと、マガジンハウス社の雑誌「Hanako」に載せていただけることになりました! 3月8日発売、久しぶりのインテリア特集号です。といっても、広告ページに小さく載るだけなのですが・・・。
「Hanako」と言えば、1988年、バブルのころに創刊され、「Hanako族」という流行語も生んだライフスタイル情報誌です。創刊当時に、背伸びして何度か買って読みましたが、オシャレ過ぎてよくわからなかったのを覚えています。
3月8日発売の「3月22日号」です。機会があったら見てくださいね!


■【今月のお話し】ご飯ナシ?!

「ご飯ナシ、魚はイカン、菓子をクエ」
これは、マリー・アントワネットが言った言葉、ではありません。インドネシア語を覚えるための語呂合わせです。

インドネシア語でご飯は「nasi(ナシ)」と言います。インドネシア人は日本人と同じように白いご飯が大好きです。ご飯を食べないと食事とは言わない、というほどです。インドネシアのマクドナルドやケンタッキーにはご飯メニューが用意されています。そういえば昔日本にもありましたよね、ライスバーガーっていうものが。でも、インドネシアのはそれとも違うのです。ハンバーガーと同じように紙でくるんであって、開けてみると白いご飯の塊りが入っている、という具合です。マクドナルドに行って、「ayam goreng(アヤム・ゴレン)」(=フライドチキン)と「nasi」を頼む、というのが定番らしいのですが、それならケンタッキーに行く方がよいのでは? と思ってしまいます。
ちなみに、nasiは、調理された米のことです。調理する前の米は「beras(ベラス)」、田んぼに生えている稲は「padi(パディ)」です。英語ではすべてriceですが、インドネシア語ではこのように明確に使い分けているのですね。言われてみれば、日本語も。

それと対照的なのが、魚を意味する「ikan(イカン)」です。インドネシアでは魚の種類を区別する習慣があまりないらしく、魚はみんなikanで済まされています。いや、私が知らないだけで、学術的にはちゃんと個別の呼び方があるのでしょう。でもレストランのメニューに魚の種類が書かれていることはほとんどなく、「焼いた魚」「揚げた魚」「煮込んだ魚」くらいしか書かれていません。それに比べて、日本には魚へんの漢字の多いこと!

菓子は「kue(クエ)」です。インドネシア人は甘いものが大好きです。クッキーのような焼き菓子、もち米を使ったお団子のようなお菓子、ういろうのようなのもあれば、クレープのようなものもあり、種類は豊富です。
市場では、緑やピンクなど、子供たちが喜びそうな色鮮やかな生菓子が並んでいます。フルーツやココナッツで風味付けしたものが多いようですが、いずれも懐かしいような素朴な味わいです。

  • 2018.04.30
  • 18:56

2018年2月1日

■【はじめに】東京は半世紀ぶりの寒さ

「さっぶーーっ!」 と思わず叫んでしまう今日この頃。 東京では氷点下の気温なんてほとんど体験することがないのですが、この10日間ほど連日氷点下を記録。1月22日に降った雪がまだ溶けずに残っています。交通機関がマヒして帰宅困難者続出とか、水道管が凍って破裂したとか、そんなことがニュース番組で報道されており、雪国に住んでいる人には笑われそうですね。
先日の雪が降った翌朝は、駅まで歩くのに時間がかかるだろうと思い、私も早めに家を出ました。しかし、人通りの多いところは誰かがちゃんと雪かきをしてくれていて、さほど苦労せずに駅までたどり着くことができました。ありがたいことです。道端には、オーソドックスな雪だるまに加え、アナと雪の女王に出てくるオラフや、ネコ耳の付いたカマクラを見かけ、寒い朝でもちょっとホッコリできました。


■【お知らせ】ショップサイトが暗号化されました

先月のメルマガでお知らせしましたとおり、このほど当店のショップサイトが暗号化され、https:~から始まるアドレスに切り替わりました。当分の間は、従来のアドレスにアクセスしていただいても、自動的に新しいアドレスに切り替わりますが、もし「お気に入り」などのブックマークを設定してくださっているお客様がいらっしゃいましたら、お手数ですがブックマークの再設定をお願いいたします。
なお、今回セキュリティが強化されたのは、パソコンやタブレット、スマートフォンからアクセスしていただくサイトです。携帯電話からアクセスしていただく場合は、従来通りとなります。従来通りのサイトでも、お客様が情報を入力するショッピングカートのページは暗号化されておりますので、ご安心ください。


■【今月のお話し】日本とインドネシアの国交

日本とインドネシアは、1958年1月20日に平和条約を締結し、国交が開始されました。よって今年は国交樹立60周年を迎えたことになります。先月、安倍総理大臣とジョコ大統領との間で、友好関係強化の意思を確認し合うメッセージが交わされました。ジャカルタで記念式典が開かれ、自民党の二階幹事長が出席しています。

ではここで、インドネシアの現大統領について少しだけご紹介しますね。スラカルタ地方の貧しい大工の家に生まれたジョコ・ウィドド氏は、苦学を経て家具工場の経営者となりますが、やがて故郷の発展のために政治家を志します。スラカルタ市長となり、ジャカルタ州知事となり、そして2014年に53歳で第7代大統領に就任しました。たいへんな行動力と指導力を発揮して改革を推し進める一方で、誰にでも気さくに接し、ヘビメタとネコが好きというジョコ大統領は、国民から熱狂的な支持を得ています。就任翌年の2015年には日本を公式訪問し、その後も6回ほど安倍総理と会談を持っています。国交の節目である今年も来日が期待されています。

ところで、インドネシアに関係のある日本人と言えば、真っ先に思い浮かぶのはデヴィ夫人でしょうか。デヴィ夫人は、国交樹立後間もない1959年、19歳のときにインドネシアに渡り、数年後にご存じの通りスカルノ初代大統領と結婚しました。スカルノ大統領には4人の夫人がいて、デヴィ夫人は第3夫人だったそうです。当時のデヴィ夫人の写真を見ると、ホントにお美しいですよね。現在ではバラエティー番組にもよく出演されているデヴィ夫人ですが、日本とインドネシアの親交に大きな役割を果たして来られたのですね。

そして昨今、日本とインドネシアの親交に大きな役割を果たしていると言えば、JKT48でしょうか。 JKTはジャカルタです。6年ほど前からアイドルグループとして活動しているそうです。海外で結成された48グループとしては、このJKT48が最初なんですって。JKT48には日本人も在籍していて、インドネシアで今最も有名な日本人だとか。

国交にもいろいろな形がありますが、インドネシアとはぜひとも良好な関係でいて欲しいものです。

  • 2018.04.02
  • 17:12

2018年1月1日

■【はじめに】一年の計は元旦にあり

さあ今年こそ目標を達成するぞ、と心新たにされている方も多いのではないでしょうか。私の今年の目標は、「一日一へー」。一日にひとつ、何か新しいことを覚えたり、体験したり、疑問を解決することです。 「へー待ちリスト」も準備しました。リストの中から「本日のへー」を1つ決めて実行します。とはいえ、そんなに毎日ちゃんとできるとは思えませんから、今日は「へー」できなかったなあ、という時は、枕元に置いてあるインドネシア語の辞書を開いて、好きな言葉を一つ覚えてから寝ることにします!


■【お知らせ】ショップサイトのセキュリティについて

当店のショップサイトでは、お客様が注文情報を入力するページは暗号化されており、お客様のお名前や住所、カード番号などの情報は漏洩しないようになっています。一方、商品の写真などを載せているページは、今までは暗号化されていませんでした。 このほど、より安心してご利用いただけるよう、サイト全体を暗号化することといたしました。今月中に、サイトのURLがhttps:~から始まるものに切り替わります。自動的に切り替わりますので、お客様に何か設定を変えていただく必要はありません。ただ、切り替わってからしばらくの間は、検索サイトなどから検索されにくくなる可能性があります。 なお、サイト全体が暗号化されるのは、パソコンやタブレット、スマートフォンからアクセスしていただく場合でして、携帯電話からアクセスしていただく場合は、従来通りとなりますのでご了承くださいませ。


■【今月のお話し】インドネシアのカレンダー

カレンダー、もう今年のものに替えましたか? 私は、自分でカレンダーを買うことはほとんどなくて、たいていどこかでいただいたもので間に合っています。が、今回は珍しく自分で購入しました。しかも、バリ島のカレンダーです。写真をアップしたのでご覧くださいね。
https://www.toko-plumeria.jp/hpgen/HPB/entries/41.html

えっ、縦に進むの?! と、まずびっくりしますよね。そうなのです。インドネシアのカレンダーはこのスタイルが一般的らしいのです。 次に、なんでこんなにいっぱい文字が書いてあるの?! と思いますよね。インドネシアのカレンダーの全てがこうではないのですが、インドネシアでは、世界標準の太陽暦のほか、イスラム教に基づいたヒジュラ暦、ヒンズー教に基づいたサカ暦、中華系民族の用いる暦があるため、それをいっぺんに表そうとするとこんなふうになってしまうのですって。

ちなみに、インドネシア語の月の呼び方はと言いますと、
1月 Januari(ジャヌアリ)
2月 Februari/Pebruari(フェブルアリ/ペブルアリ)
3月 Maret(マルッ)
4月 April(アプリル)
5月 Mei(メイ)
6月 Juni(ジュニ)
7月 Juli(ジュリ)
8月 Agustus(アグストゥス)
9月 September(セプテンブル)
10月 October(オクトーブル)
11月 November(ノーフェンブル)
12月 Desember(ディセンブル)

です。これは太陽暦に対応した呼び方であり、イスラム教に基づいた月の呼び方はこれとは異なります。

そして曜日は、
日曜日 hari Minggu(ハリ ミング)
月曜日 hari Senin(ハリ スニン)
火曜日 hari Selasa(ハリ スラサ)
水曜日 hari Rabu(ハリ ラブ)
木曜日 hari Kamis(ハリ カミス)
金曜日 hari Jumat(ハリ ジュムアット)
土曜日 hari Sabtu(ハリ サブトゥ)

このカレンダーに書かれているたくさんの情報のうち、私が現時点で理解できるのはこのくらいです。 ということで、これらを解読することも、私の「へー待ちリスト」に書き込まれました。

  • 2018.02.28
  • 18:30

2017年12月1日

■【はじめに】イベントで出店しました

11月11日(土)、新宿文化センターで「踊りの祭典2017」というイベントが開催されました。インド、タイ、トルコ、ペルー、キューバなど、いろんな国の衣装を身にまとったグループが、ステージで民族音楽や民族舞踊を披露し、訪れたお客さんも国際色豊かでした。今年で9回目となるこのイベント、参加団体も年々増加しているそうです。 当店は昨年に引き続き、1Fホワイエでインドネシアの民芸品を販売させていただきました。お立ち寄りくださった方、ありがとうございました。

出店の様子は、こちらです。
https://www.toko-plumeria.jp/hpgen/HPB/entries/39.html

実はこのイベントの直前に、商品仕入れのためにバリ島に行ってきたのですが、アグン山が噴火しそうとのことでヒヤヒヤでした。そして先日とうとう噴火しましたね。空港が閉鎖されて足止めを食ってしまった旅行者も多いでしょう。現地では、観光業も農業もダメージが大きいと思います。早く収束してくれるとよいのですが・・・。


■【お知らせ】クリスマスセールを実施します!

12月8日(金)~12月24日(日)、クリスマスセールを実施いたします。全品10%オフとなりますので、ぜひこの期間にお店を覗いてみてくださいね! ホームパーティーに華を添えるアイテムや、新着商品をとり揃えて、お待ちしています。


■【今月のお話し】バリ島の民族舞踊

インドネシアには300種類以上の民族が存在し、それぞれに特有の音楽や舞踊があります。大まかに、ジョグジャカルタ様式、スラカルタ様式、スンダ様式、東ジャワ様式、バリ様式、スマトラ様式などに分類することができます。音楽や舞踊は、元々は宗教的な儀式・奉納のためのものでしたが、王宮で演じられて芸術性を高めたり、民衆の娯楽としてコミカルな要素を取り入れたりして発展してきました。収穫を祝う踊り、神に捧げる踊り、男性が女装して演じる踊りなど、多種多様な舞踊が存在します。

今回は、日本人にも馴染みがあるバリ様式の舞踊についてご紹介します。バリ舞踊は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。実際の宗教儀式としての舞踊は、寺院の奥の神聖な場で行われるため、残念ながらあまり目にする機会がありません。一方、観光客向けの舞踊は、寺院の庭先や王宮跡、レストランなどで毎日のように演じられています。「レゴンダンス」や「ケチャダンス」「バロンダンス」が特に有名で、きらびやかな衣装を身にまとい、ときには動物の着ぐるみを着て登場したり、火を焚いたりして、見る者を楽しませてくれます。ヒンズー教に基づいた叙事詩や古典物語を表している舞踊が多いのですが、長いストーリーを観賞用にぎゅっと縮めた演目がほとんどです。

ご参考までに、バリ舞踊の代表格「レゴンダンス」の一部をサイトにアップしましたのでご覧くださいね。手先の繊細な動きと、妖艶な腰つき、そして遠くからでもわかる目の動きがとっても印象的です。

↓音声がありますので、リンクをクリックする際はご注意ください!
https://www.toko-plumeria.jp/hpgen/HPB/entries/38.html

ところで、演目のあらすじを読んでみると、「王子が森で出会った姫に一目惚れして連れ去り、それが原因で戦争が始まる」とか、「兄が、弟に城と妻を横取りされると勘違いして戦いが始まる」とか、結構過激なものが多いのです。でも、これもぎゅっと縮めた結果であり、本当は深~い訳や紆余曲折があり、さらには何かの教えが込められているのでしょう。それを勉強してから舞踊を見ると、ますます面白そうですね。 また、水戸黄門的な勧善懲悪ではなく、善と悪の終わりなき戦いが続くストーリーが多いのも特徴的。その根底には、「善と悪とは、表と裏のように共存するもので、そのバランスが崩れたときに禍が起こる」という世界観があるのだそうです。 善と悪は表裏一体、か・・・。そんな風に考えると、ふーっと何かが解決していくような気がします。

  • 2018.01.31
  • 18:52

2017年11月1日

■【はじめに】バティックを作ってみました

先日、バティック作成体験のワークショップに参加してきました。ハンカチほどの大きさの白い布に絵をかいてロウ付けし、染色する作業です。インドネシア人の先生がインドネシア語で教えてくださるのですが、ときどき単語が聞き取れる程度の私は、想像力では補いきれず失敗だらけ。でも楽しく作業するうち、1時間ほどでなんちゃってバティックの出来上がり!
ワークショップの様子と私の記念すべき初バティックの写真は、こちら↓
https://www.toko-plumeria.jp/hpgen/HPB/entries/36.html


■【お知らせ】イベントで出店します

11月11日(土)、新宿文化センターにて「踊りの祭典2017」というイベントが開催されます。海外文化交流を目的としたこのイベントは、毎年この時期に開催され、今年で9回目となります。大小のホールで様々な国の民族舞踊や民族音楽が披露され、エントランス周辺ではエスニック料理や民芸品の販売が行われます。TOKO PLUMERIAは、昨年に引き続きこのイベントで出店させていただくことになりました。
11:00~17:00の間、1Fホワイエで、インドネシアの民芸品を紹介しつつ販売します。入場は無料ですので、もしもお近くにいらっしゃることがありましたら、ぜひお立ち寄りくださいね! 大ホールでは、インドネシア舞踊グループ 「Duti Merati(ドゥタ・ムラティ)」がステキな民族舞踊を披露しますので、ぜひこちらもご覧ください!
イベントの詳細はこちら↓
https://www.regasu-shinjuku.or.jp/bunka-center/shusai/11023/


■【今月のお話し】貴方もきっと知っているインドネシア語

貴方はどんなインドネシア語をご存知ですか? 「ナシゴレン」、「ガドガド」、「テンペ」、「サンバル」などは耳にしたことがあるのではないでしょうか? あ、食べ物ばかり挙げちゃいましたね・・・。実はもっと身近な言葉で、知らずに使っているかもしれないインドネシア語があるんです。
ということで今回は、日本に定着しているインドネシア語をいくつかご紹介します。

まずは、「オランウータン」。インドネシア語では「orang hutan」と書きます。orangは「人」、hutanは「森」、つまりオランウータンは「森の人」という意味です。 ちなみに、「日本人」はorang Jepang(オラン ジュパン)です。Saya orang Jepang. (サヤ オラン ジュパン)と言えば、「私は日本人です」という意味です。機会があったら使ってみてくださいね。

次は、果物の王様「ドリアン」。「durian」は、「トゲ」を意味する「duri」という単語に、「an」という接尾語がくっついた言葉で、「トゲトゲのもの」という意味になります。 続いて果物をもう一つ。「髪の毛」という意味の「rambut」に接尾語「an」をくっつけてできた「rambutan」という果物があります。さあ、なんでしょう? 髪の毛みたいな果物?! そう、ランブータンです。「毛むくじゃらなもの」といったところでしょうか。

最後にもう一つ。旅行専門誌「じゃらん」というのがありますよね、あれもインドネシア語なのです。「jalan」は「道」という意味ですが、「jalan-jalan」と繰り返して使うと「旅行」とか「ぶらぶら歩く」という意味になります。

身近なインドネシア語をいくつかご紹介してきましたが、インドネシア語はマレー語を起源としているので、「orang hutan」も「durian」も「rambutan」も「jalan」も、元はと言えばマレー語なのです。インドネシア語を覚えれば、マレーシア人ともコミュニケーションがとれちゃうかもしれません。

  • 2018.01.15
  • 13:58

2017年10月1日

■【はじめに】ペーパードライバー

私はペーパードライバーです。しかも「超」がつくくらいの。学生のときに教習所に通い、さほど期間延長せずに免許を取ったのですが、実際に運転したのは20代のころだけで、全走行距離は500Kmに満たないでしょう。なんせ、直進と左折しかできないのです。右折は怖い。バックはもっと怖い。バックしながらハンドルを切ると、なぜか予想とは逆の方向に曲がっていってしまいます。ですから、車庫入れや縦列駐車は、教習所の実技試験を最後にやったことがありません。今思えば、よく免許が取れたなあと・・・。せっかく取った免許なので、ゴールドのまま更新を続けています。
先日、免許を取って間もない姪っ子が狭い駐車場なのに一発で決めるのを目撃し、血筋のせいにしてはいけないことはわかりました。

最近の車は、自動運転機能やアシスト機能が充実してきましたが、それでも運転する勇気が持てません。いや、そんな勇気は持たない方が世間のためでしょうね。
とはいえ、お店をやっていると、運転できたらいいなあと思うことがたくさんあります。行き先をインプットすれば車が自動運転で目的まで連れて行ってくれたり、無人で荷物を届けてくれたりする時代が早く来ないかなあと思う今日この頃です。


■【今月のお話し】アタ製品が出来るまで

当店では、ランチョンマットやバスケット、トレー、コースターなど、アタ製品をいくつか取り扱っています。南国リゾート風のテーブルセッティングに大活躍するだけでなく、色やデザインによっては和食にも洋食にもマッチする素材で、重宝します。丈夫で長持ちするのも人気の理由でしょうね。
今日は、このアタ製品がどんなふうに作られているのかをご紹介します。
アタとは、東南アジアに自生するシダ科の植物です。細くてしなやかな茎の部分を乾燥させ、必要に応じてさらに細く裂いて使います。茎だけでなく、根の部分も使用します。根は乾燥させると黒い色になります。ワンポイントで黒い模様が入ったデザインの製品がありますが、あれは根を使っているのですね。
さて、必要な材料が準備できたら、手作業で編みこんでいきます。太めの茎を芯にし、細く裂いた茎でその周りをぐるぐる巻きながら編んで繋いでいきます。バスケットやコースターなどの形ができあがったら、1週間ほど天日干しします。
その後、専用の窯で約1日じっくりと燻します。燻すにはココナッツやジャックフルーツなどの木のチップを用いるそうです。燻すことで、ツヤのあるアメ色になり、虫除け効果もあるんですって。
最後に、爪切りやブラシを使って表面のササクレなどをていねいに取り除いたら完成です!

アタ製品の作成過程については、ショップサイトにも詳しく載せています。パソコンからは動画付で、スマホからは静止画でご覧いただけますので、ぜひ覗いてみてくださいね。
https://www.toko-plumeria.jp/hpgen/HPB/entries/3.html

アタは、元々はインドネシアの宗教的な儀式の道具を作る素材として用いられていたそうです。外国からの観光客がこれに興味を持つのを見て、バスケットやトレーなどを作ってみたところ、さかんに買い求められるようになり、次第にいろいろな種類の製品が生産されるようになりました。
日本にも、竹や籐で生活に必要な道具を作ってきた文化がありますよね。天然素材で丁寧に手作りされたものに温かみを感じ愛着を覚えるのも、共通の文化があるからかもしれません。とはいえ、アタ製品は結構イイお値段してしまうのですよね。そのわりに少々地味で、色も単調だったり。もっといろんな色やデザインのアタ製品が作られるようになるといいなぁと思います。

  • 2018.01.15
  • 14:00

2017年9月1日

■【はじめに】夏もそろそろ終わり

9月になりました。学校に通う子供を持つお母さんの中には「静かになってせいせいしたわー」なんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか。お母さんの夏休み、お疲れ様でした! サラリーマンの中には、「まだ夏休みとってないよー」という方もいらっしゃることでしょう。楽しみを後にとっておくタイプですね? とっておいた分、存分に楽しんでください! 残暑の厳しい日もまだありますが、朝晩は涼しく、また日の入りがどんどん早くなっていくのはちょっと寂しい感じがします。やり残したことがたくさんあるような切ない気持ちになるのは、夏の終わり特有のものなのでしょうか。そんなとき私は、「インドネシアみたいに常夏の国だったらいいなぁ」→「いやいや、一年中暑いのはシンドイぞ」と自問自答して乗り切っています。


■【お知らせ】楽天市場に出店しました

TOKO PLUMERIAはこのほど、インターネット通販のショッピングモール「楽天市場」に出店いたしました。まだオープンしたばかりでして、一部の商品しか出品できていない状態ですが、試しに覗いてみてください!
https://www.rakuten.co.jp/toko-plumeria/
楽天市場の会員の方で「せっかくなら楽天ポイントを貯めたい」という方は、ぜひこちらからご購入くださいね!


■【今月のお話し】インドネシアの学校

インドネシアの学校は、日本と同様、6・3・3・4年制で、中学校までが義務教育とされています。7~12月、1~6月の2学期制ですが、7月はお休みで、1学期の授業は8月後半くらいから始まります。大学についてはわからないのですが、小中学校は朝7時くらいから授業開始で、午前中で終わるところが多いのだそう。給食はありません。授業1コマは40分程度ですが、休憩なしで3コマ続いたあとようやく10分休憩、といったカリキュラムだそうです。なんだかたいへんそう・・・。

小学校の教育科目は、国語、算数、理科、社会、図工、体育、宗教、それとパンチャシラといって国家の主義・理念について学ぶ授業もあります。中学校からは英語が加わるほか、技術、農業、工業など、実践的な授業も組み込まれます。都市部ではコンピュータ教育も始まっているそうです。言語教育としては、全国共通のインドネシア語、その地域の言語、英語の3つが必須とのこと。 小・中・高とも、学年末や卒業時に全国統一試験があって、合格点をとらないと進級・卒業できないそうです。ますますたいへんそう・・・。

インドネシアでは、ほぼ全国的に小学校から高校まで制服があります。基本的にシャツは白ですが、ズボン・スカートの色は全国の公立校で統一されていて、小学生が赤、中学生が紺、高校生がグレーです。この基本の制服に加え、各校とも、「白いズボン/スカート」や、学校指定の「バティックシャツ」、野外活動(ボーイスカウト・ガールスカウト)用の「茶系の上下服」などがあります。そしてなんと、曜日ごとに服装が」決まっているのですって。例えば、ある小学校の場合、月曜日と火曜日は白シャツに赤ズボン、水曜日は白シャツに白ズボン、木曜日と金曜日はバティックシャツに白ズボン・・・、土曜日には野外活動があるので茶系の上下、といった具合です。そのほか、体育のある日は体操服で登校したり、礼拝のある日は宗教服を着たり。インドネシアの子供たちは、朝も寝ぼけていられませんね。

  • 2017.10.31
  • 21:08

2017年8月1日

■【はじめに】我が家のプルメリアが咲きました

初めてプルメリアの苗木を買ったのは三年前。私はまだ会社勤めをしながら、ネットショップ開業に向けて計画を立て始めたころでした。プルメリアが大好きで、お店の名前に付けようとしているのだから、プルメリアのことをもっと知りたいと思って育て始めたのです。ところが、冬越しに失敗して枯らしてしまいました。 翌年、二代目を購入。勤めていた会社を辞めて、本格的に開業の準備を始めたころです。育て方を詳しく調べたり、苗木の様子をよく観察したりして、今度は冬越しにも成功! でも、その年は夏になっても花は咲きませんでした。 そして今年6月半ばに、花芽らしきものが出てきたかと思うと、どんどん膨らみ、7月半ばくらいからとうとう咲き始めました。嬉しくて写真を撮りまくったので見てくださいね!
https://www.toko-plumeria.jp/hpgen/HPB/entries/33.html


■【今月のお話し】イカットが出来上がるまで

イカットとは、主に東南アジアで生産されている織物のひとつです。織り上がった時に文様が現れるように、予め糸のところどころを染めておき、これを経糸か緯糸のどちらかに用いて織ります。糸を染める際、染めたくない部分を別の紐で縛って防染するのですが、この「縛る」を意味する「イカット(ikat)」という言葉が、織物自体の名前になったと言われています。
ところどころ斑に染めた糸を織っていくと模様が現れる?! 魔法みたいですよね? でもこれ、魔法とは程遠い、たいへん手間のかかる作業なのです。制作工程を、もう少し詳しくご紹介しますね。ここでは、斑染めの糸を緯糸として用いる場合を例に説明します。経糸には一色染めの糸を使います。

1.斑染めの準備
糸を、専用の木枠にぐるぐる巻き付けます。木枠の幅=織り上がる布の幅、というわけです。
この糸を、文様のデザインに従って適量ずつ束ねながら、染めたくない部分を紐で縛って防染します。

2.斑染め
1の糸に染色を施し、乾いたら防染していた紐をほどきます。紐で縛っていた部分は白く残ります。複数の色で染める場合は、防染と染色を繰り返します。

3.緯糸をセット
斑染めが完了した緯糸を巻き取って、杼(ひ)にセットします。杼とは、シャトルとも呼ばれ、織機の中で左右に行ったり来たりして緯糸を繰り出す装置です。

4.経糸をセット
経糸(一色に染めた糸)を綜絖(そうこう)にセットします。綜絖とは、織機の中で経糸を交互に上下させる装置です。

こうして織っていくと文様が現れていきます。といっても、文章だけではわかりづらいですよね。ショップサイトでは画像付きで紹介していますので、ぜひご覧ください! パソコンからですと動画で、スマホからですと静止画でご覧いただけます。
https://www.toko-plumeria.jp/hpgen/HPB/entries/2.html

ところで、この技法は、もともとはインド発祥だと言われています。東南アジアを初め世界各地に広まり、日本にも江戸時代に伝わったとされています。それがご存じのとおり「絣」です。絣は日本国内で独自の発展を遂げ、生産地によっても特徴がありますよね。 現在、世界各地で生産されているイカットは、前述のように、斑に染めた糸を経緯どちらか片方に用い、もう片方は無地の糸を使うのが一般的です。しかし、日本には、経緯とも斑染めの糸を用いた「経緯絣」が存在します。同様にインドネシアにも「ダブルイカット」なるものが存在します。経緯両方で文様を成す技法が受け継がれているのは、発祥の地インドを除くと、日本とインドネシアだけなのだそうです。 イカットだけでなく日本の絣の素晴らしさも、見直してみたくなりました。

  • 2018.01.15
  • 14:13

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