メルマガ バックナンバー

2022年4月1日

■【はじめに】これって詐欺?!

先日、インドネシアからの国際郵便の荷物が届くのを待っていました。そこへ、「DHLのお荷物です」という配達員さんの声が。「あ、来た来た」と出てみると、見覚えのない調理器具か何かの段ボール箱で、配達票には中国語っぽい文字が書いていあり、代引とのこと。これは最近よく聞く詐欺に違いない。「頼んだ覚えがないのですが・・・」と言って受け取りを拒否しました。やれやれ、危ないところでした。

一方、肝心のインドネシアからの荷物がなかなか届きません。遅れるのはよくあることなので、念のため数日待ってみましたが、届かないので、発送元に問い合わせてみたら、「国際郵便の予定だったけど都合でDHLに変更しました。調理器具の箱に入ってます。」ですって。代引というのは配達員さんの勘違いで、関税の請求だったようです。インドネシアに送り返されてしまうところを、ぎりぎりで再配達してもらうことができました。中国語っぽい文字に見えたのも、よくよく見たら日本語でした。やれやれ、危ないところでした。


■【今月のトピック】バリ島でG20

今年のG20サミットはインドネシアが議長国。リゾート地で有名なバリ島で開催されます。インドネシアは、東南アジアで唯一のG20参加国で、議長国を務めるのは今回が初めてです。
ロシアもG20参加国で、インドネシアがロシアへ招待状を送ったのは、ウクライナ侵攻が始まる直前だったそうです。他の参加国からはロシア排除を求める声が出ていますが、インドネシアはあくまでも中立の立場を取り、今のところ招待を取り消すつもりはないそうです。 プーチン大統領と同じテーブルになど着きたくない、と思う気持ちも理解できますが、むしろそのような場でプーチン大統領が何を語るのか聞いてみたい気がしますけどね・・・。

当のプーチン大統領は、参加の意向を示しているとのこと。ところが今度は、「ロシアが参加するなら自分は参加しない」と言い出す国が出てきています。ホスト国のインドネシアはさぞかし頭を悩ませていることでしょう。 さらには、ロシアを参加させるならウクライナも呼んではどうかという提案がアメリカから出ているのだとか。ウクライナはG20参加国ではありませんが、参加国以外でも招待することはできるのだそう。各国の思惑が入り乱れています・・・。

G20サミットの開催を機に、インドネシアの発展状況とコロナからの回復具合をアピールしたい意向のジョコ大統領ですが、この世界情勢を受けて思いもよらない展開になりそうですね。
G20サミットが開かれるのは11月。そのころ世界はどうなっているのでしょうか。

  • 2022.07.01
  • 10:59

2022年3月1日

■【はじめに】そもそも国って

国とは、どのようにしてできたのでしょう? 人類は、エチオピア辺りが起源とされているそうですが、そこから新天地を求めて旅立った人間がある地域に住み着いて社会を作り、喧嘩して追い出された人たちが、仕方なく別の土地に流れ着いて住み着き、そうやって自然と出来上がってきたのが国なのではないでしょうか。
ある時代になると「先進国」と呼ばれる国同士で都合よく国境を定め、まだ国と呼べない地域に侵攻して領土を増やす。ところが時代が進むにつれ「やっぱり侵攻はよくないよね」と言って国際法を作る。「戦争はいけませんよ」と言いながら武器を売る。「核を保有してはいけないですよ」と牽制し合いながら核兵器を開発する。そして脅しに使って他国を侵略する。もうめちゃくちゃじゃないですか。

私は、国家ってもう少し秩序と倫理を持って運営されているものと勝手に思い込んでいた気がします。国連も国際法も、いざとなったら何の役にも立たないのではないでしょうか。日本だって、海に囲まれているからと安心している場合ではないかもしれませんね。


■【今月のエッセイ】動物たちに癒されてみる

最近、ニュース番組やワイドショーでは、必ずと言っていいほど動物の動画コーナーがありますよね。ネット上で何度も見た動画だったりもしますが、やはり動物ってついつい見てしまいます。特に可愛いのが、シマエナガという小鳥。ご存知でしょうか? ゆるキャラ漫画から飛び出してきたような可愛らしさです。いつか、実物に会ってみたいものです。

さて今日は、バリ島の動物園に暮らす動物たちの写真をお届けします。数年前に私が撮った写真です。こんなご時世ですが、しばし現実逃避して動物たちに癒されてみてください。
オランウータン、サル、カンガルー、トラ、ヤギ。特に変わった動物の写真ではないのですが、悪しからず。

オランウータン  サル

カンガルー  トラ

ヤギ

バリの動物園は、自然の森を利用して作られていて、探検しているような気分を味わえます。檻も広めで、動物たちも少しはゆったりと過ごせているように見えました。ゆったりと言っても捕らわれているのに変わりありませんが。
野生に生きる動物は、より条件の良い餌場を求めて縄張り争いをしますよね。ライオンやサル、それにきっとシマエナガだって、仲間同士で争うこともあるのでしょう。強いヤツに攻め込まれたら、すごすごと明け渡すしかないわけですけど。
動物は、必要以上に縄張りを広げたり、命を奪うことまではしませんよね・・・。

  • 2022.05.31
  • 11:46

2022年2月1日

■【はじめに】次はなんだ?!

最近、Z世代という言葉をよく耳にします。1997年~2012年に生まれた人たちをそう呼ぶのだそうですね。なぜZなんだろうと思って調べてみたら、1965年~1980年生まれをX世代と呼んだからだそうで、1981年~1996年生まれがY世代。おおよそ15年ごとに区切って名付けているのだそう。なぜXから始まったのかも調べてみたら、この世代の人は「成人するころに21世紀を迎える未知なる世代」だからですって。私はぎりぎりこのX世代です。
ちなみにZ世代は、物心がついたころからインターネットやスマホがあり、テレビよりもインターネットから情報を得る。そして社会的に不安定な時代を生きてきたために安定を求め、プライベート重視、コスパ重視、なんだそう。
なんだか星占いと変わらないように思えるのですが・・・。

Zの次は、どうやらギリシャ文字を使って「α(アルファ)」となるらしいですね。


■【今月のトピック】インドネシアの生薬「ジャムウ」

インドネシアの「ジャムウ」をご存知でしょうか。
ジャムウ(JAMU)とは、植物の葉や種、根、樹皮、花、果実などを原料とし、古くから民間療法として用いられてきた生薬です。その起源はインドの古代医学アーユルヴェーダだそうで、6~8世紀にかけてインドネシアに伝わったのが始まりといわれています。
そのレシピは親から子へと代々受け継がれ、現在でもインドネシア人にとっては身近な存在です。

そのまま飲めるドリンクタイプのものや、水に溶かして飲む粉末タイプ、手軽なタブレットタイプなどがありまして、効能は、風邪、発熱、咳止め、偏頭痛、便秘、痛風などの病気治療を目的としたものから、食欲増進や体力増強、痩身、豊胸など。なんとなく怪しい雰囲気が漂います。

インドネシアでは、ジャムウショップで悩みを相談しながら症状に合わせて調合してもらうことができます。3年ほど前ですが、私も一度行ってみました。悩みを相談できるような語学力はなかったので、ノーマルっぽいのを選んで買ったのがこちらです。
ジャムウ

飲んでみましたが、がつんと生姜味で、正直、美味しくはないです。飲んだ瞬間に血行が良くなりました。

ジャムウは、飲むだけでなくスキンケアにも用いられ、ボディクリームや石鹸、などにも加工されています。 塗り薬としても用いられており、有名なのが「ボカシオイル」。家庭の救急箱に必ず入っているそうです。切り傷、擦り傷、虫さされ、湿疹、火傷などの皮膚のトラブルをはじめ、筋肉痛、関節痛、歯痛、疲労回復、体臭予防と、まさに万能薬なのです。「オロナイン」「ムヒ」「サロンパス」「8×4」の役をこの一本でこなすというのですからすごいですね。実は我が家にもありますが、効き目はご想像通りです。

この「ボカシ」という言葉にピンときた方もいらっしゃるかと思いますが、これは日本語由来だそうで、ボカシ肥料の「ボカシ」なのですって。ボカシ肥料と同様、微生物発酵の技術で作られているのだそうです。

  • 2022.05.01
  • 12:11

2022年1月1日

■【はじめに】星だ、 飛行機だ、 ISSだ!

一般人が、自費で、国際宇宙ステーションに行って、帰ってくる。そんな時代になったのですね。いや、あの方は「一般人」ではないかもしれませんが・・・。
ところで、国際宇宙ステーションって、どこにあるかご存知でしょうか? 私は実はつい最近までよく知りませんでした。地球から見えるタイミングがあることも知りませんでした。地球から400Km上空を秒速7.7Kmで飛行しているなんてことも。およそ90分で地球を一周し、従って一日に地球の周りを16周もしているということも。

某社長が宇宙遊泳しているところをニュースで見ていたら、「今、国際宇宙ステーションが見えるよ」とある友人が教えてくれたので、あの社長は今あそこにいるのか、と急に現実感を覚えるとともに、不思議な感覚に陥りました。
夕方、西の空に見えるひときわ明るい光。金星か飛行機だと思っていましたが、ISSだったのですね。


■【今月のトピック】「光の祭典」でグランプリ!

昨年12月に、明治神宮外苑の聖徳記念絵画館で、光の祭典「TOKYO LIGHTS」というイベントが開催されました。メインコンテンツは、世界54か国からエントリーされたプロジェクションマッピング作品の上映会と公開審査。246作品の中からみごとグランプリに選ばれたのは、なんとインドネシアの若きクリエーターチーム「THE FOX, THE FOLKS」でした。
この大会は、2012年にスタートし、コロナで延期になった年もあって今回で9回目の開催でした。このプロジェクションマッピングの国際大会は、毎回テーマが出題され、2分程度の短い作品で競い合うのだそう。今回のテーマは「希望」でした。

「THE FOX, THE FOLKS」がグランプリを受賞した作品は、こちらでご覧になれます。タイトルは「THROUGH THE NIGHT」。
https://www.youtube.com/watch?v=fe_VTGNhbS8

ちなみに、準グランプリのスペインの作品はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=Bs7fLAtrDnQ

審査員特別賞のドイツの作品はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=1NU5PF276Ug

スペインやドイツの作品は、繊細で洗練されていて、抽象的な作品ですよね。それに比べてインドネシアは、思わず引き込まれてしまうアニメーションで、直接的な表現。最先端のデジタル技術のはずなのに、なぜかアナログっぽさを感じてしまいます。でもインパクトは確かにありますよね。
この「THROUGH THE NIGHT」は、グランプリだけでなく、オーディエンス賞も併せて受賞したそうです。審査員だけでなく一般聴衆からの支持も得られたということですね!

  • 2022.04.05
  • 19:22

2021年12月1日

■【はじめに】ご来場ありがとうございました!

11月13日(土)に新宿文化センターで開催された、国際文化交流イベント「踊りの祭典」。
今年も当店は、インドネシアの民族衣装を身に着け、インドネシアのPOPミュージックを流しながら、出店させていただきました。お忙しい中ご来場くださった方々、どうもありがとうございました!
中には、「去年もここで買ったよ」なんて声をかけてくださった方もいて、とても嬉しかったです。 ブログに写真を載せましたので、よかったら覗いてみてくださいね。
写真はこちら


■【今月のトピック】インドネシアの楽器「アンクルン」

「アンクルン」は、竹で作られた打楽器で、西ジャワ地方が起源と言われています。2本の竹筒を竹のフレームで繋いだ構造をしていて、手でフレームを振るわせて音を出します。2本の竹筒は1オクターブ差の同じ音が出るように調整されています。「ド」の音を出すアンクルン、「レ」の音を出すアンクルン・・・と音程の異なる複数のアンクルンを使って演奏します。ハンドベルみたいな感じですね。

実際の写真がこちら! これは、私がアンクルンのワークショップに参加したときの写真です。
アンクルン

初心者は、一人が一つのアンクルンを受け持ちます。指揮者が、手でサインを出してくれるので、自分が担当する音のサインが出されたら、すかさずフレームをシャカシャカッと振ります。なので、初心者でも簡単に楽しく演奏できます。

外見だけではなく、演奏方法や音色をお伝えしたいので、ユーチューブでアンクルンの演奏をしている動画を探しました。

こちらは、インドネシアの子供たちが演奏しているカワイイ動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=cOMi6kCXvCs

カワイすぎてよくわからない、と思った方はこちらをどうぞ。日本の大人たちが、1人2つのアンクルンを担当して「上を向いて歩こう」を演奏しています。
https://www.youtube.com/watch?v=KCm23TZhiFQ

さらに、1人で30本ものアンクルンを操っているすごいのも見つけちゃいました。演奏曲はなんとベートーヴェンの「運命」です。じゃじゃじゃじゃーん。
https://www.youtube.com/watch?v=ojPi_6O4rQw

  • 2022.03.01
  • 12:51

2021年11月1日

■【はじめに】バリ島への国際線運航再開!

先月、バリ島への国際線の運航がようやく再開されました。とはいえ、まだ観光目的での入国はできないそう。インドネシアへの入国時にはワクチン接種証明の提示はもちろんのこと、訪問査証が必要で、5日間の隔離生活や医療保険への加入、PCR検査などが義務付けられるとのことです。
バリ島のリゾートホテルで隔離されるのだったら願ってもない贅沢ですが、隔離先はジャカルタ近郊の政府指定のホテルのみ。日本からバリ島に行くには、ジャカルタ経由で行くしかありません。手続き、日程、費用などを考えると・・・・。
ということで、バリ島へのバカンスは、観光での訪問が解禁となるまで、もう少し辛抱するしかなさそうですね。


■【今月のトピック】インドネシア語ダジャレ講座

インドネシア語の単語を一発で覚えられる語呂合わせがあります。例えば、

 ご飯ナシ、魚はイカン、菓子をクエ。

これはインドネシア語の初級テキストによく載っている有名な語呂合わせ。以前このメルマガでもご紹介したことがあります。

その後新たに仕入れたり自分でも作ってみたりしたので、ご紹介しますね!

 A 「私はサヤ。私たちはカミ。あなたは?」
 B 「〇〇〇」
 A 「アンダって?! 住所は?」
 B 「△△△」
 A 「アラマッ!」

 ポトンと切り落としたら、ダラっと血が出て、バサっと濡れた。

 プルッとしたお腹と、唇にはビビル。目もマタ素敵。

 そんな人はオラン! そんな未来はアカン!

どんなシチュエーションなんだ? っていうちょっと微妙なものもありますが、これでもうあなたも15個の単語を覚えたはずです!

ご飯=nasi
魚=ikan
菓子=kue
私=saya
私たち=kami
あなた=anda
住所=alamat
切り落とす=potong
血=darah
濡れる=basah
お腹=perut
唇=bibir
目=mata
人=orang
~する予定=akan

  • 2022.02.01
  • 09:49

2021年10月1日

■【はじめに】ようやく解除!

オリンピック、総裁選、テレビに向かってツッコんでいるうちに、気づけばもう10月。長かった緊急事態宣言もようやく解除となりました! 「解除だーっ!」と言っても一斉に走り出してはいけないのですよね? 「ここで気を抜かないでください」とパネルを掲げる都知事の姿が目に浮かびます。
油断するつもりはないですが、少しは息抜きしたいですねぇ。とりあえず、1杯だけでいいからお店で生ビールジョッキを傾けたいっ!

■【今月のトピック】インドネシアの首都移転

インドネシアの首都を、現在のジャカルタからカリマンタン島の東部へ移転する計画があることはご存知でしょうか。コロナのせいで凍結状態となっていましたが、感染状況が落ち着き始めたため、再開するようです。ジョコ大統領は自分の任期中(2024年まで)に何とか政治機能だけでも移転させ、その後も事業が継続していくようレールを敷く意向だそうです。

カリマンタン島は、英語ではボルネオ島と呼ばれています。赤道直下に位置する世界で3番目に大きな島で、インドネシア、マレーシア、ブルネイの3つの国の領土があります。 島の形はゴジラに似ていて、鬱蒼とした熱帯雨林に覆われています。怪獣映画「モスラ」で、モスラが住んでいるという架空の島「インファント島」は、この辺りの設定です。 そんなわけで、私はボルネオ島と聞くと、連想ゲームのようにゴジラとモスラが頭に浮かんでくるのです。 ちなみに新しい首都が作られるのは、ゴジラのおへそのあたり。ぜひGoogle Mapの衛星写真でズームインしてみてください! 緑ばっかりです。

そんなところになぜ? と最初は思いました。ジャワ島への人口集中や、交通渋滞、大気汚染、そして経済の地域格差の解消のため、というジョコ大統領の壮大な考えがあるのだそう。国民の63%が移転に賛成なのだそうです。広大な土地に計画的に都市を作るなんて、ちょっとワクワクしますよね。 しかし一方で、自然破壊を問題視する声も上がっており、特に絶滅危惧種に指定されているオランウータンの保護が求められているとのこと。確かにこれも大問題です・・・。自然破壊によりモスラが目覚めてしまいませんように。

  • 2022.01.21
  • 18:26

2021年9月1日

■【はじめに】オトナの自由研究

最近、子供たちの夏休みの自由研究が、科学者も驚かすような成果を上げているんですってね。身近な疑問や、家族の困りごとなど、研究テーマをチョイスするのがとても上手だなぁと感心します。
私は、自由研究が大の苦手でした。夏休み最初の3日間でほとんどの宿題を終わらせてしまうのに、自由研究だけは手つかずのまま。ツクツクボウシが鳴くころになってもテーマが決まらず、最後の3日間で泣きながら百科事典を丸写しするのが常でした。要するに、何を求められているのかわからなかったのですね。

そんな私も、オトナになってから自由研究のテーマを見つけるのが上手になりました。

・ベランダ菜園でコスパの良い野菜は何か
・家事を手伝いたくなる魔法の言葉ベスト3
・人相プロファイリング---「性格は顔に出る」
・どうすれば若いころのようにぐっすり眠れるのか
・「白髪は抜くと増える」は本当か


■【今月のトピック】インドネシアの織物

織物ファンの皆様、こんにちは。インドネシアには、エスニックな織物がたくさんありますよね。「イカット」という名前で知られていて、インテリアとして人気がありますが、近年はファッション業界からも注目されているのだそう。 イカットとは、出来上がる模様を想定して予め糸を染め分けてから織った織物です。この技法は、インドで発祥したのちに東南アジアを中心に世界に広まったと言われています。日本にもこの技法が伝わり、「絣」と呼ばれていますよね。
日本の絣もそうですが、インドネシアでも昔ながらの技法でイカットを作っている工房があります。糸車で糸を紡ぐところから始まって、植物由来の染料で糸を染め、その一本一本を織機にセットして、カチャン、カチャンと織っていきます。
イカットについての説明は こちら のページに載せていますので、見てくださいね。

通常、染め分けた糸を経緯どちらかに用い、もう片方は一色染の糸を使って織るのですが、染め分けた糸を経緯両方に用いる難しい技法もあり、日本では「経緯絣」、インドネシアでは「ダブルイカット」と呼ばれています。複雑な模様だと1枚の布が完成するまでに数年かかるそうですが、この難しい技法(と根気?)が受け継がれているのは、インドの他には日本とインドネシアだけなのですって。

日本では、伊予絣、久留米絣、備後絣などがあるように、インドネシアでも、エンデック、グリンシン、ソンケットなど、地域ごとに特徴のあるイカットが存在します。糸の染め方や織り方も地域によって異なり、水に含まれるミネラル成分などの影響で、その地方でしか出せない色もあるのだそう。
各地域の伝統的なモチーフにもそれぞれ意味があり、布を身に着ける人の健康や安全を願いながら各家庭で作られてきた歴史があります。植物や動物や人を象ったモチーフも多く、1つ1つ表情が異なっていたりするのも、手織りならではでの温かみが感じられ、味わい深いですよね。

ちなみに、「イカット」という言葉はインドネシア語で「縛る」とか「括る」という意味です。糸を染めるときに防染する箇所を紐で括ることから「イカット」と呼ばれるようになったそうですが、どうやらこれは勘違いからきているという説があります。織物工房を訪れた外国人が製法の説明を受けているときに、何度も「イカット」という言葉が出てくるので、この織物の名前はイカットだと勘違いしたというのです。そういえば、現地の人たちはイカットとは呼ばず、「エンデック」「グリンシン」「ソンケット」と呼んでいるような気がします。

インドネシアでは、古くからの伝統を守りつつ、新しいデザインにも挑戦しています。今月のお勧め商品としてご紹介した「ソンケット・バロン」もその一つで、色使いの斬新さと、刺繍を施したような織り方の美しさが魅力です。入荷したばかりなので、ショップページにはまだ1種類しか載っていませんが、これからどんどんアップしていきますので、ぜひご注目くださいね!

  • 2021.11.27
  • 20:23

2021年8月1日

■【はじめに】ナルハヤでヨロシク

海外渡航がままならない今、当店では、インドネシアへの発注は専らメールでのやり取りになっています。しかし片言のインドネシア語メールでは、こちらの意図を伝えるのが難しいときがあります。
たとえば、発注しても1ヶ月くらい何の音沙汰もない、なんてこともあり、さすがに不安になって「発注メール、届いてます?」ってメールすると、「これから作ります」と返事がきます。忘れていたのか、のんびりしているだけのか、はたまたコロナで休業してたのか・・・。「怒ってるわけじゃないんだけど、なんでだか教えて。そしてナルハヤでヨロシク。」と言いたいのですが、メールだとこのニュアンス、伝わらないですよね。

「お世話になります」とか「よろしくお願いします」に相当するインドネシア語って、ないんです。そういえば、英語でもなさそうですね。日本だと、ビジネスの場でこれらの挨拶を口にしない日はないですが、これは日本だけなのでしょうか。


■【今月のエッセイ】こんなオリンピックは嫌だ⁉

普段あまりスポーツ番組を見ない私でも、やはりオリンピックは見なきゃという気持ちになります。超人的な技や、奇跡のようなチームプレー、試合後にお互いを称え合ってハグをする場面などを見て涙する日々です。会場で見ることができたらどんなに素晴らしかったでしょうね。
一方で、選手のメンタルを思うと複雑な気持ちにもなります。メダルへの期待に応えなきゃというプレッシャーだけでなく、誹謗中傷を気にしてかインタビューに対するコメントも言葉の端々にまで気を遣っていて、気の毒にさえなります。

それにつけてもちょっと残念だったのが開会式・・・。
いや私も、そこそこ長く生きているせいか、オリンピックの開会式を見慣れてしまったのでしょう。コロナ禍でしかも関係者の辞任・解任が相次いで、大変だったけれど、それを払しょくするような素晴らしいものを見せてくれるに違いないと、期待が大きすぎたのかもしれません。
ボランティアの方も含め、それぞれのパフォーマーはみな素晴らしかったと思います。でも、もう少し全体的な統一感といいますか、ストーリー性みたいなものがあると良かったなあと思うのです。それに、テレビ画面上では面白くても、会場のアスリートたちからほとんど見えないようなパフォーマンスは、どうかな、と思ってしまいました。皆さんの中に、もし大会関係者の方がいらしたら、ごめんなさい。
しかし改めて考えると、これが今の日本の忖度社会や、刹那的な若者文化の表れなのかもしれない、とも思いました。

話は変わりますが、インドネシアの首都ジャカルタは、2036年のオリンピック開催地として立候補することを発表しました。15年後です。世界はどうなっているのでしょう。オリンピックもオンライン開催、もしくはバーチャル空間でアバター同士が競い合うなんてことになっているかもしれません⁉

  • 2021.10.31
  • 23:13

2021年7月1日

■【はじめに】新じゃが

5月のメルマガで、「バラを挿し木にするために、ジャガイモに挿して植えたら、ジャガイモの芽が出てきた」というお話をしました。その後、バラはとうとうダメになってしまいましたが、ジャガイモは元気に育っていました。 スーパーに新じゃがが並ぶようになったので、うちのジャガイモもそろそろかなぁと思い、ネットで収穫のタイミングを調べてみました。「葉が黄色くなって少し枯れ始めたころに」とのこと。うちのは、まだ葉っぱが2枚ほど黄色くなっただけでしたが、待ちきれず、掘り上げたジャガイモがこちらです。

じゃがいも1  じゃがいも2

やはり少し早かったのか、小さいです。でも、ちゃんとジャガイモですよね?
まずはシンプルにじゃがバターで、ビールのお供に。残りはポテトサラダにしておいしくいただきました!


■【今月のトピック】東京オリンピック インドネシア代表選手

この状態では無理だよねぇ・・・。 えっ、それでもやるの? ホントにやるの? と言っているうちにとうとう7月になってしまいました。 観客を減らしたとしても、交通機関は混雑しますよね、交通規制とか、どうなるんでしたっけ? 会社は休みになるんでしたっけ? チケットを買ってた人はどうなるのかしら。ボランティアの人たちがたくさん辞退してたけど、結局足りてるんでしたっけ。テレビ放送のスケジュールはどうなってるの? わからないことだらけなのは、私だけでしょうか・・・。

東京も、6月後半になってから感染者が増加傾向にありますが、インドネシアは先日、一日の新規感染者数が過去最高の2万人を記録するなど、全く収まる様子がありません。
そんな中、東京オリンピックに向けて19名の選手団結成したとのこと。インドネシアはどんな競技に出場するのかと言いますと、まずはバドミントン。インドネシアはバドミントンが強く、国としても力を入れています。また、アーチェリーとウエイトリフティングも、インドネシアは過去のオリンピック大会で好成績を収めており、今大会もメダルが期待されています。
今大会から正式種目となったサーフィンやスポーツクライミングにも、インドネシアから有望な選手が出場する予定です。特に、サーフィンには、「和井田理央(リオ・ワイダ)」という日本生まれの選手の出場が決まり、話題となりました。インドネシア人の父と日本人の母を持つ和井田選手は、なんと海のない埼玉県生まれ。幼いころ家族でバリ島に移住し、サーフィンの腕を磨いて、この度代表選手の座を勝ち取ったのだとか。サーフィンの出場枠20名のうち、日本選手は4名、インドネシアの選手は和井田選手1名とのこと。自然環境に左右されるサーフィン、いったいどのように競技が行われるのかも注目ポイントですね。
とにかく、みんな頑張れ~!

そして我々は、感染しないように観戦、ですね(笑)。

  • 2021.09.29
  • 15:42

店長挨拶

お立ち寄りくださいまして、ありがとうございます。
当店では、お部屋にアジアンリゾートの雰囲気を添えるテーブルウエアやインテリア小物を取り揃えています。どうぞご利用くださいませ。

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脱・プラスチック!

当店は、天然素材を原料とした商品のみを扱うことは基より、商品をお送りするときの梱包資材にも、できる限りプラスチックを使用しないよう心掛けています。

プラスチックによる海洋汚染を減らすための取り組み。それは、プラスチックごみを
「減らす(Reduce)」
「再利用する(Reuse)」
「再生産する(Recycle)」
の3Rが基本と言われています。 政府や企業に任せておくのではなく、私たち一人ひとりにできること。まず、レジ袋やプラ容器やストローなどの使い捨てプラスチックをできるだけ買わない、使わない。廃棄するときにはリサイクルゴミとして処理する。わかってるけどついうっかり、を無くす。それだけでも少しずつ改善につながります。

便利なプラスチックをやめて、ちょっと不便になってみる。地球のために本気で取り組みませんか?

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