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2023年1月1日

■【はじめに】「何でも買い取ります」って?!

皆さんは、いわゆる買取業者さんを利用されたこと、ありますか? 私は先日初めて頼んでみました。タンスの奥で眠っている和服や、いただいたきり一度も使わず箱に入ったままの食器セットなど、複数人で持ち寄った ので、結構な量になりました。捨てるのはもったいないので、誰かに使ってもらえればという思いと、ついでにちょっとお小遣い稼ぎになればいいな、なんていう期待もありました。テレビCMでは「何でも買い取ります」とか、 「え? こんなに高く?」なんて言ってるのを真に受けて、そこそこ期待してしまったのですが・・・。

そこそこの値が付くのはブランド物のみだそうで、普通の訪問着は、せいぜい1枚200円。少し古い着物は、1円にもならなかったのです。食器セットなど、見向きもされませんでした。 あちらもボランティアではなく商売ですものね。売れないようなものや、売るために手間が掛かるようなものは、買い取り対象外となってしまうのは致し方ありません。

物を大事にするって、意外と難しいものですね。


■【今月のトピック】地震大国、日本とインドネシア

日本は地震が多いですが、インドネシアはさらなる地震大国です。地震の頻度ランキングを見ると、インドネシアは世界第2位。マグニチュード5以上の地震が2日に1度の割合で発生していることになるのだそうです。 スマトラ島、スラウェシ島など、皆さんも地震のニュースでインドネシアの島の名前をよく耳にするのではないでしょうか。ちなみに、日本は第5位です。 では第1位はどこでしょう?
私は、チリかなと思ったのですが、実は中国だそうです。

インドネシアでは、昨年11月にもジャワ島西部でマグニチュード5.6の大きな地震が発生しました。地すべりや家屋の倒壊により1000人以上が負傷し、300人以上が亡くなっています。地震が発生したのは午後1時ごろで、 小学校で授業を受けていた子供たちが、校舎の下敷きになるなどしてケガをしたそうですが、停電も発生したため、病院での治療もままならない状態だったと聞いています。 頻繁に地震が起こる国であっても、なかなか対策はとれないのですね。

インドネシアで起きた過去の大きな地震はと言いますと・・・
2018年9月28日に、スラウェシ島を震源としたマグニチュード7.5の地震が発生。3mの津波と液状化現象により大規模な被害が発生しました。
2006年5月27日のジャワ島中部地震は、ジョグジャカルタ付近を震源とし、マグニチュード6.2を観測。津波は発生しませんでしたが、多くの家屋が倒壊し、ボロブドゥール遺跡やプランバナン寺院も大きな被害を受けました。
2019年に私がボロブドゥールを訪ねたときにも、この地震で倒壊した遺跡の修復作業が続いていました。
2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震は、マグニチュード9.1を観測し、津波は最大30mの高さに達しました。20世紀以降に世界で発生した地震の中でも3番目に規模の大きな地震です。

20世紀以降で最も規模の大きかった地震は、1960年、マグニチュード9.5のチリ地震です。私はまだ生まれていませんでしたが、地球の裏側から日本にまで津波が到達したという話を、祖母から聞いたような記憶があります。
ちなみに、2011年3月11日の東日本大震災は、世界で4番目の規模だそうです。

南海トラフ地震がいつ起きてもおかしくないと言われていますね。東日本大震災の後、備蓄の習慣がつき、寝るときもパジャマではなくトレーナーとジャージにしているのですが、一方で、非常持ち出し用のリュックをどこに仕舞ったか忘れていたり、非常灯のスイッチがオフになっていたり、家族との連絡手段もあやふや。かなりたるんでいます。
皆様も、再点検してみてくださいね!

  • 2023.06.01
  • 15:45

2022年12月1日

■【はじめに】明日はスペイン戦!

正直なところ私は特にサッカーファンではないので、Jリーグなどもあまり見ないのですが、世界中が大騒ぎしているワールドカップとなると、日本国民として、一緒に盛り上がらなきゃという気分になります。

いよいよ明日はスペイン戦! 日本が決勝トーナメントに出られるかどうか、目が離せない戦いとなりましたね。放送時間は早朝ですが、この歳になると、毎朝4時ごろ目が覚めるので、問題ありません。サラリーマンの方も、この日くらいはリモートワーク中に居眠りしても、きっと大丈夫!


■【今月のエッセイ】G20と一市民

11月15~16日に、史上最も困難と言われたG20首脳サミットが開催されました。G20メンバーではないウクライナのゼレンスキー大統領はオンラインで参加。一方プーチン大統領は出席せず、名代のラブロフ外相は、体調不良との報道もある中、初日のみ参加して途中で異例の帰国。翌16日の会合にはルシアノフ財務相が出席しました。恒例の首脳の集合写真撮影は見送られたということも話題になりましたね。また、ポーランドにロシア製ミサイルが落下したことで、別途緊急会合が行われたりもしました。

首脳宣言は採択されずに終わるのではないかとの見方もありましたが、議長国インドネシアのジョコ大統領が威信をかけて調整し、最大限ロシアに忖度した形でぎりぎり採択に至ったとのことです。 ウクライナ侵攻が始まって以来、国際会議で共同宣言が採択されたのはこれが初めてだそうですね。宣言には「ウクライナでの戦争」という文言が含まれているそうで、「戦争ではない」と主張してきたロシアがこれにOKしたことにはちょっと驚きましたけど・・・。 これを軟化と見るか、決裂と見るか。

G20は、あくまで経済について話す場であって、政治については言及しない、とのことですが、政治と経済は切り離せるものでもなく、共同宣言なんて、後からどうとでも解釈できる、預言書みたいなものなんじゃないでしょうかねぇ・・・。20か国の首脳が一堂に会する意義ってなんなんだろうと思ってしまいます。 細々とアジアン雑貨を輸入販売している身としては、ただ、円の回復と世界平和を願っているだけなのですけどね。

  • 2023.04.28
  • 15:54

2022年11月1日

■【はじめに】バリ島でG20が開催されます

今年はインドネシアでG20が開催されており、いよいよ11月15~16日に、バリ島で首脳会議が開かれます。サミットの会場となるのは、ヌサドゥアという場所。バリ島の中ではいちばんの高級リゾート地です。観光のために開発された地区で、ゲートでセキュリティチェックを受けなければこのエリアには入れません。そのため、安全ではあるのですが、逆に言えばバリの中でいちばんバリらしくないところ、かもしれませんね。

このG20にはロシアも含まれています。インドネシアから各国首脳へ招待状が送られたのがちょうどウクライナ侵攻が始まったころでした。ロシアの参加については、他の参加国間でも意見が分かれましたが、主催国インドネシアは中立の立場を示し、ロシアも招待しています。プーチン大統領が出席するのか、あるいは別の高官なのかは、現時点でも明らかにされていないようです。


■【お知らせ】後払い決済がスマホでできるようになりました

当店でのショッピングの際、決済方法として「後払い(コンビニ、郵便局、銀行)」を選択された場合、商品をお届けしたのちに別便で払込票を郵送しております。従来は、この払込票を持ってコンビニや郵便局、銀行に出向いてお支払いをしていただくしかなかったのですが、このほど、スマホでお支払いいただけるようになりました。詳しくは、払込票の記載事項をご参照ください。


■【今月のトピック】群衆の痛ましい事故

ここのところ、人が密集したことによる事故が多発し、その犠牲者の多さに驚かされています。10月29日に韓国で群衆雪崩という現象が起こり、その翌日にはインドでつり橋に多くの人が乗ったために橋が崩落。いずれも、なぜそんなことになってしまったのかと思う一方で、いったんそうなってしまうと止めることができない、という怖さを思い知らされました。

群衆による事故と言えば、日本でも2001年に明石市の花火大会で起きた事故が思い出されます。 実はインドネシアでも今年10月1日に発生しました。東ジャワ州マランでサッカーの試合後に観客が暴徒化し、それを鎮圧するために警官隊が催涙ガスを使用したせいで、逃げようと出口に殺到した群衆がスロープで雪崩状態となったそうです。催涙ガスによる呼吸困難と、群衆に押しつぶされたことによる窒息とで134人が犠牲となりました。

この日は、このスタジアムを本拠地とするサッカーチーム「アレマFC」と、宿敵「プルセバヤ」との試合でした。「プルセバヤ」は、インドネシア第2の都市スラバヤを本拠地とするチーム。「アレマFC」のサポーターにとっては、都会の「プルセバヤ」になど負けるもんかという思いが強く、実際この20年間、「プルセバヤ」に負けたことが無かったのだそう。 この日の試合は、前半までは同点で、後半に「プルセバヤ」が追加点を入れ、ついに「アレマFC」が負けてしまったのです。それで熱狂的な地元サポーターが腹を立てたのだそう。催涙ガスの使用はFIFAによって禁止されているにもかかわらず、警官がそれを知らずに使用してしまったのだとか。また後日、スタジアムの一部の出口が施錠されていたことや、キャパシティを大幅に超える人数を収容していたという事実も明らかになりました。いろいろなことが重なって大惨事を引き起こしてしまったようです。

ちなみにこのとき「プルセバヤ」側で決勝ゴールを決めたのは、日本人の山本奨選手でした。20年来の宿敵に対して決勝点を奪うという快挙を成し遂げたのに、こんな結果となってしまい、さぞかし複雑な思いでいることでしょう。

  • 2023.03.30
  • 22:40

2022年10月1日

■【はじめに】「負けたら灰、勝っても炭」

インドネシアにもことわざがありまして、例えばこういうのがあります。
「Kalah jadi abu, menang jadi arang.」
直訳すると、「負けたら灰になる、勝ったら炭になる。」です。勝っても負けても失うものが大きい、争いは無益である、という意味ですね。きっと同じような意味のことわざが世界中にあるのでしょう。人は争うものだからこそ、このようなことわざが生まれたのでしょうか。


■【今月のトピック】首都移転、始動?

インドネシアの首都移転事業が始動しました。でも、前途多難・・・。今日はそんなお話です。
ジャカルタから2000Kmも離れたカリマンタン島のジャングルを切り開いて、新首都「ヌサンタラ」をゼロから築き、移転する、世界でも例のないほど大掛かりなお引越し。インドネシア独立100周年となる2045年までに完了させる計画で、現時点で予算は約4兆4,000億円だそうです。
このうち国家予算は2割ほどで、残りは民間投資などで賄う計画とのこと。中国の企業が関心を示しているものの、まだ具体的な計画には至っていないそうです。というのも、ヌサンタラに移るのは行政機能が中心で、経済基盤は依然としてジャカルタに残る想定のため、投資効果に懸念があるようなのです。当初乗り気だったソフトバンクグループも、出資を見送りました。(ソフトバンクが手を引いた具体的な理由はわかりませんが。)

インドネシアは、第2次世界大戦後の独立以来、何度か首都移転を試みました。現在の首都ジャカルタは、宗主国であったオランダが作った都市なので、独立後は自分たちの手で新たな首都を築こうという思いがあったのだそう。初代大統領のスカルノ氏も、カリマンタン島に新首都を築こうとしましたが、自身の失脚により頓挫。第2代大統領のスハルト氏は、ジャカルタから近い西ジャワ州に移転する計画を表明するも、政権崩壊によりまたもや頓挫。ジョコ氏で3度目の正直なのです。(インドネシアにそういうことわざがあるかどうかわかりませんが。)

2019年にジョコ大統領がこの移転計画を表明してから、新型コロナやウクライナ侵攻により計画は遅延しています。今年1月に国会で決定したとはいえ、今でも、移転に反対する国民は少なくありません。このところの物価高騰や自然災害を受けて、反対派の割合はむしろ増加傾向にあります。
自分の任期中に一定の成果を上げたいと目論むジョコ大統領ですが、任期は2024年10月までで、それ以上の再選はできません。そこで、「副」大統領になって、その後も采配を振るうのではないかという話もきかれますが、もし反対派が政権を握るようになったら、3度目の首都移転計画も幻で終わってしまう可能性があります。

ジャカルタは人口密集・交通渋滞が東南アジアで最も深刻ですし、地球温暖化により世界で最初に水没する首都、ともいわれていて、首都機能の移転はもう待ったなしの状況。
インドネシア国民の長年の夢を実現させる輝かしい事業のはずが、中国マネー頼みのドタバタ事業にならないことを祈るばかりです・・・。

  • 2023.03.01
  • 00:41

2022年9月1日

■【はじめに】PC故障は忘れたころにやってくる

ノートPCの寿命は、だいたい5年くらいと言われています。私が仕事で使っているノートPCは、ショップ開設のために購入したもので、7年半経過しました。毎日使い、頻繁に持ち歩いている割には、頑張ってくれています。
少し前、ACアダプタを繋いでも電源ランプが点かないときがあって、そろそろ買い替えかなぁと思ったのですが、ACアダプタを差し込む角度によってはちゃんとランプが点くことがわかり、騙し騙し使い続けていました。

しかし、とうとう一昨日、いつもの絶妙な角度で差し込んだはずなのに、いつの間にか電源ランプが消えていることに気付きました。角度を変えてみてもダメ。ついに電源が供給されなくなってしまいました。
バッテリーの残りは60%くらいで「あと3時間」と表示されているので、バッテリー自体は問題なさそうです。となると、電源コードがどこかで断線しているのか、あるいはパソコン側の端子の方に問題があるかのどちらかでしょうけど、原因を調査している時間はありません。バッテリーが持つ3時間が勝負です! 大切なファイルは前日バックアップされているはずですが、それ以降に作業したファイルがあるのでバックアップを取り直し、それ以外にも当面必要そうなファイルをUSBメモリにコピー。インターネットブラウザ上のブックマークもコピー。あとはどうしてもこのPCでないとダメな場合に備えてバッテリーを温存するため、シャットダウン。
取り敢えず、もう1台のプライベート用のPCで仕事を続行です。ひと段落ついたら、原因を調査し、部品交換か修理か、PC買い替えか、検討せねば。


■【今月のエッセイ】騙し騙し

インドネシアでは、日本で役目を終えた鉄道車両がたくさん現役として使われています。
線路の幅や架線の電圧が日本と同じなので、他国のものより日本の中古車両の方が導入しやすいという理由もあるのでしょう。車両は塗装し直して使われていますが、中には「クハ」と書かれたままの車両があったり、運転席の窓に「乗務員室」の文字が残っていたりしています。
10数年ほど前まで、インドネシアの電車はいつも満員で、窓やドアを開けたままで走り、乗り切れない人は屋根の上に乗っていました。冷房が付いていないので、むしろ屋根の上の方が快適、とまで言われていました。皆さんもそんな様子をテレビなどで見たことがあるのではないでしょうか。

この10年余りの間に、日本のJRや東京メトロ、東急電鉄などから中古車両を買ったり、あるいは無償提供を受けたりして、電車の本数が増え、屋根の上に人が乗っている光景も見かけなくなりました。冷房車も増えてきました。でも、中古車両のうえに定期的な整備点検が行われないため、車両故障が頻発してダイヤが大幅に遅れることも多いそうです。
ちなみに、部品が故障した場合、交換用の部品はもう日本から調達できません。ではどうしているかというと、ある車両の部品が故障すると、別の車両から調達してきます。その結果、10両編成だったものが9両編成になったりします。

「騙し騙し使う」などと言ったら失礼かもしれませんが、この精神、私はちょっと共感してしまいます。多少カッコ悪くても、工夫次第でまだ使えるじゃんという、達成感にも似た気持ち。
そうそう、私のノートPCはと言いますと、Amazonで中古のACアダプタを入手し、これを繋いだところみごとに復活! 延命に成功しました。

さてその後、インドネシアの鉄道会社では定期的に整備点検を行うようになり、周期的に日本から交換部品を調達するしくみも作られて、車両故障によるダイヤの乱れも減りつつあります。相変わらず、時刻表はないそうですが。
ついでにお話しすると、インドネシア政府はこのほど鉄道車両の自国生産に乗り出し、日本からの中古車両および部品供給ビジネスに終止符を打とうとしているそうです。

  • 2023.01.31
  • 19:12

2022年8月1日

■【はじめに】あらゆるものが値上がり

最近、スーパーでの買い物に時間がかかります。あらゆるものが値上がりしているので、その日に安売りしている食材で、晩御飯の献立を考え直さないといけないからです。タマネギを買おうと思っていたら、今までの2倍くらいの値段になっていて、店内をグルグル回った末、買い物かごに放り込むのはモヤシ。牛肉を諦めて豚バラ肉に変更。その結果、晩御飯はビーフカレーから豚モヤシ炒めに変わるわけです。 ウクライナ侵攻をきっかけに世界の食料とエネルギーの需給が混乱して、物価高騰どころでなくこれから先いろんなことが起こっていくのでしょう。


■【今月のエッセイ】ポイ活

みなさんは、「ポイ活」してますか? 私は「ポイ活」という言葉を初めて聞いたとき、断捨離の勧めかと思ってしまいましたが、「ポイントを積極的に貯めること」なんだそうですね。今や、たくさんのお店がポイントプログラムに加盟していますし、さらにキャッシュレス決済をすればダブルで貯まるなど、特に積極的に活動していなくても、ポイントは結構貯まっていきます。肝心なのは貯まったポイントをいかに有効に使うかですよね。つい余計なものまで買ってしまったり、気づいたら失効していたりするのは、よくある話。期限切れにならぬよう、欲しかったものを只でゲットするのが醍醐味です。

TOKO PLUMERIAにもポイントプログラムがあります。会員登録していただくとお買い物金額の1%のポイントが発生します。有効期限は直近のお買い物から2年間ですので、失効しないうちに使ってくださいね! また、当店は楽天市場にも出店していますので、楽天ポイントを貯めたい方は、TOKO PLUMEIRA楽天市場店もご利用くださいませ。

ポイントサービスって、元々は、お店で買い物をしてくれたお客様が、また利用してくれることを期待して始まったはずですが、最近は楽天ポイントやTポイントのように、加盟店ならどこでも貯めてどこでも使える、共通ポイントというのが主流で、そうなると、お店への集客効果はかなり薄れてしまいます。かといって、この共通ポイントプログラムに加盟していないとお客様が離れていってしまうので、お店としては苦しいところなのです。

日本人はポイントが大好きなんだそうですよ。欧米ではそれほど盛んではなく、またいろんな店で貯めて使える共通ポイントより、お店独自のポイントサービスが主流なんだそう。Amazonでも、ポイントサービスを導入しているのは日本だけなんだそうです。日本では、マイナンバーカードを作るとマイナポイントがもらえるとか、少し前に実施されたキャッシュレス決済でポイント還元とか、国を挙げてポイントサービスを実施していますよね。

ちなみにインドネシアでは、ペットボトルをリサイクルするとポイントがもらえるアプリがあるそうです。アプリを開いて回収ボックスに付いているQRコードにかざし、ペットボトルを投入すると、本数に応じてポイントが加算されるしくみだそうです。インドネシアではまだごみを分別する意識があまり定着していないため、こういったアプリの導入によりリサイクル率の向上を期待しているのだそう。

何かとお得なポイントサービス。でもちょっと危ないケースもあります。インターネット上にポイントサイトというのがあるのをご存知ですか? 登録するだけでポイントがもらえるとか、アンケートに答えるだけ、アプリをダウンロードするだけ、ゲームをするだけ、友達を紹介するだけでポイントがもらえるなど、ちょっと怪しいものもあるようです。うっかり個人情報をさらけ出してしまったり、知らない間に妙な情報操作に加担してしまうかもしれません。物価は上がるも給料は上がらず、ポイ活で少しでも補おう、という気持ちにもなりますが、ここは注意が必要ですね。

  • 2022.11.04
  • 11:14

2022年7月1日

■【はじめに】マンションでも太陽光発電?!

暑いです! でも節電してください! でも熱中症にならないようにエアコンは使って! ここ数日のニュース番組はそんな呼びかけばかりですね。
それにしても、梅雨明けしたとたんにこの日射し! 肌に刺さって痛いくらいですね。まるで赤道直下のインドネシアのようです。この日射しなら、太陽光発電がたくさんできるのではないかしら。
最近は、マンションのベランダにも置けるような、ポータブルなソーラーパネルがあるそうですね。小さいものなら5万円くらいで設置できるそうです。それで、年間1万円くらい電気代が浮くそうですから、5年で元が取れる計算。私が住んでいるマンションのバルコニーは、めちゃくちゃ日当たりが良いので、もっとイケるかも?! と、皮算用をしている今日この頃です。


■【今月のトピック】インドネシアの電力事情

インドネシアでは、国営の電力会社がほぼ全土の電力供給を行っています。その90%近くが火力発電によるもので、残り10%ほどが水力発電や地熱発電、太陽光発電などです。火力発電の燃料のうち50%は石炭。日本同様、インドネシアも現状は化石燃料に頼っています。 ちなみに、現時点では原子力発電は行っていませんが、2050年ごろに原子力発電所を稼働させる計画だそうです。

インドネシアは、経済の発展に伴って電力需要も急速に増えていて、発電所の増設も進んでいます。でもその多くは石炭による火力発電所。実は、インドネシアは石炭の産出量が多く、世界一の石炭輸出国なのです。日本もインドネシアから多くの石炭を輸入しています。一方で日本はインドネシア国内の火力発電所の建設支援を行っています。持ちつ持たれつな関係ですね。

しかしながら、脱炭素化が求められる世の中になり、インドネシア国内では、日本からの石炭火力発電事業への支援に反対する声が高まってきました。というのも、インドネシアは、2030年には再生可能エネルギーの割合を50%近くまで引き上げる計画なのです。そこで、日本側も支援方法を切り替え、再生可能エネルギーによる発電技術でインドネシアの脱炭素化に貢献する取り込みが始まっているのだそう。

あと8年でそんなに変われるかしら、と思ってしまいますが、インドネシアに降り注ぐ太陽光を利用したら、それも可能なのかもしれません。

  • 2022.09.30
  • 14:19

2022年6月1日

■【はじめに】雨の日のお出掛けは

梅雨の時期を迎えました。雨の日の外出は、どんなに頑張っても服は濡れるし、髪はべたつくし、靴下はびちょびちょになるし、憂鬱ですよね。特に荷物の多い日は。
傘やレインコート以外に、雨を効率的に避けるグッズが発明されないかしらと、私は雨の日のお出掛けのたびに思います。手に持たずに済んで、体全体をすっぽりと包み込む透明なカプセルで、畳めばカバンに収まるようなものがいいですね。カプセルの中はちゃんと温度調整ができると嬉しいです。UVカット素材で作れば、晴雨兼用。暑い日も寒い日も移動は快適です。さらに、行き先をインプットすると勝手に歩いて行ってくれる機能も付いていたら最高ですね。あ、もう雨は関係なくなっちゃいました。


■【今月のトピック】パーム油で大混乱

最近、パーム油がちょっと話題になっています。日本ではあまり馴染みが無い油ですよね。 亜麻仁油、えごま油など、体に良い油が流行ってきた一方で、パーム油はトランス脂肪酸が多く含まれていて体にはあまり良くない油なのですが、実は日本国内における植物油の消費量のうちパーム油は菜種油に続いて第2位で、全体の25%ほどを占めているのだそう。どこでそんなに消費されているのかと言えば、マーガリンや、ポテトチップス、チョコレート、カップラーメンなどの製造過程で使われているんですって。馴染みが無いどころか、知らないうちに毎日のように口にしているのかもしれません。

さて、パーム油がなぜ話題になっているのかといいますと、ロシアのウクライナ侵攻の影響で、ロシア産やウクライナ産のひまわり油が品薄になったため、その代替品として世界的にパーム油の需要が高まり、値段が高騰しているのです。 インドネシアは、パーム油のシェアが世界第1位です。パーム油を扱う業者は、これはチャンスとばかりパーム油の輸出量を増やしました。しかしそのせいでインドネシア国内にパーム油が出回らなくなってしまい、国内価格が高騰する結果となってしまったのです。パーム油は、インドネシアの家庭料理に欠かせない食材。価格が高騰して国民が困っているのを知ったインドネシア政府は、パーム油の輸出を全面禁止する措置を取りました。しかも、急に発令されたものですから、パーム油を積んで出港した船が沖合で立ち往生する羽目に。さらに、パーム油の生産者は、輸出を禁止されてしまっては収入が減ると不満を訴える事態となりました。

一方、同じくパーム油の主要輸出国であるマレーシアはというと、パーム油の生産量を増やし、国内外に安定供給を図る計画を発表。インドネシアは、パーム油の市場をマレーシアに奪われる危機にまで陥ってしまいました。慌てたインドネシア政府は、パーム油の輸出禁止を解除。
自国民の窮状を救おうとした政策が裏目に出て、大混乱を引き起こしてしまったというお話でした。

ところで、パーム油って、どんな植物から採れるかご存知ですか? 熱帯雨林で育つアブラヤシの実を圧搾して取れる油なのですが、アブラヤシの実というのがなかなかの見た目をしています。集合体恐怖症の人は見ない方がいいですよ。

  • 2022.09.06
  • 14:04

2022年5月1日

■【はじめに】サボテン増殖中

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか? 今年は行動制限も緩められ、少しはレジャーを楽しむことができているのではないでしょうか。
ガーデニングが好きな方にとっても、楽しい季節ですね。私も、園芸店を物色して回るのが大好きです。私の家の近所に大きな園芸店があって、よく行くのですが、先日アド街ック天国で紹介されていました。
1年ほど前、その園芸店で可愛らしいサボテンを衝動買いしたのですが、成長するにつれてだんだんおかしな格好になってきました。変な突起物も・・・。この突起物は切り取って増やせるとのことなので、やってみました。ショップのブログコーナーに載せましたので、見てやってくださいね!
⇒ブログコーナー (サボテンの形がますますおかしい)


■【今月のエッセイ】プルメリアも増殖中

当店の名前にもなっているプルメリアは、私の大好きな花で、我が家でも育てています。これも前述の園芸店で7~8年前に購入したものです。バリ島では一年中花を咲かせますが、日本では開花は夏の間のみで、冬場は休眠します。最低気温が15℃を下回る間は室内に取り込んであげる必要があり、ちょうどゴールデンウィークのあたりから、ベランダに出すことができるようになります。 しかし昨年あたりから、ベランダへの出入口を通れないくらい大きくなってしまいました(私じゃなくてプルメリアが、ですよ?)。そこで、剪定して、挿し木をすることにしました。
インターネットで挿し木のやり方を入念に調べたところ、時期的には4月~6月がよいとのことなので、先日やってみました。まず、横に広がり過ぎている枝をばっさり切り落とし、枝先20cmほどを残して斜めにカット。蒸散を防ぐために葉の数も減らします。 プルメリアは、枝葉を切ると白い樹液がポタポタと垂れるほどたくさん出てくるのですが、これが皮膚に付着するとカブれるので、注意して洗い流します。切り口をしばらく水に浸けて水あげしたあと、土に挿します。 できました! こんな感じです。

プルメリアの挿し木1  プルメリアの挿し木2  プルメリアの挿し木3

上手く育ったら、またレポートしますね。

  • 2022.07.31
  • 16:41

2022年4月1日

■【はじめに】これって詐欺?!

先日、インドネシアからの国際郵便の荷物が届くのを待っていました。そこへ、「DHLのお荷物です」という配達員さんの声が。「あ、来た来た」と出てみると、見覚えのない調理器具か何かの段ボール箱で、配達票には中国語っぽい文字が書いていあり、代引とのこと。これは最近よく聞く詐欺に違いない。「頼んだ覚えがないのですが・・・」と言って受け取りを拒否しました。やれやれ、危ないところでした。

一方、肝心のインドネシアからの荷物がなかなか届きません。遅れるのはよくあることなので、念のため数日待ってみましたが、届かないので、発送元に問い合わせてみたら、「国際郵便の予定だったけど都合でDHLに変更しました。調理器具の箱に入ってます。」ですって。代引というのは配達員さんの勘違いで、関税の請求だったようです。インドネシアに送り返されてしまうところを、ぎりぎりで再配達してもらうことができました。中国語っぽい文字に見えたのも、よくよく見たら日本語でした。やれやれ、危ないところでした。


■【今月のトピック】バリ島でG20

今年のG20サミットはインドネシアが議長国。リゾート地で有名なバリ島で開催されます。インドネシアは、東南アジアで唯一のG20参加国で、議長国を務めるのは今回が初めてです。
ロシアもG20参加国で、インドネシアがロシアへ招待状を送ったのは、ウクライナ侵攻が始まる直前だったそうです。他の参加国からはロシア排除を求める声が出ていますが、インドネシアはあくまでも中立の立場を取り、今のところ招待を取り消すつもりはないそうです。 プーチン大統領と同じテーブルになど着きたくない、と思う気持ちも理解できますが、むしろそのような場でプーチン大統領が何を語るのか聞いてみたい気がしますけどね・・・。

当のプーチン大統領は、参加の意向を示しているとのこと。ところが今度は、「ロシアが参加するなら自分は参加しない」と言い出す国が出てきています。ホスト国のインドネシアはさぞかし頭を悩ませていることでしょう。 さらには、ロシアを参加させるならウクライナも呼んではどうかという提案がアメリカから出ているのだとか。ウクライナはG20参加国ではありませんが、参加国以外でも招待することはできるのだそう。各国の思惑が入り乱れています・・・。

G20サミットの開催を機に、インドネシアの発展状況とコロナからの回復具合をアピールしたい意向のジョコ大統領ですが、この世界情勢を受けて思いもよらない展開になりそうですね。
G20サミットが開かれるのは11月。そのころ世界はどうなっているのでしょうか。

  • 2022.07.01
  • 10:59

店長挨拶

お立ち寄りくださいまして、ありがとうございます。
当店では、お部屋にアジアンリゾートの雰囲気を添えるテーブルウエアやインテリア小物を取り揃えています。どうぞご利用くださいませ。

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脱・プラスチック!

当店は、天然素材を原料とした商品のみを扱うことは基より、商品をお送りするときの梱包資材にも、できる限りプラスチックを使用しないよう心掛けています。

プラスチックによる海洋汚染を減らすための取り組み。それは、プラスチックごみを
「減らす(Reduce)」
「再利用する(Reuse)」
「再生産する(Recycle)」
の3Rが基本と言われています。 政府や企業に任せておくのではなく、私たち一人ひとりにできること。まず、レジ袋やプラ容器やストローなどの使い捨てプラスチックをできるだけ買わない、使わない。廃棄するときにはリサイクルゴミとして処理する。わかってるけどついうっかり、を無くす。それだけでも少しずつ改善につながります。

便利なプラスチックをやめて、ちょっと不便になってみる。地球のために本気で取り組みませんか?

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インドネシア料理

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