メルマガ バックナンバー

2022年6月1日

■【はじめに】雨の日のお出掛けは

梅雨の時期を迎えました。雨の日の外出は、どんなに頑張っても服は濡れるし、髪はべたつくし、靴下はびちょびちょになるし、憂鬱ですよね。特に荷物の多い日は。
傘やレインコート以外に、雨を効率的に避けるグッズが発明されないかしらと、私は雨の日のお出掛けのたびに思います。手に持たずに済んで、体全体をすっぽりと包み込む透明なカプセルで、畳めばカバンに収まるようなものがいいですね。カプセルの中はちゃんと温度調整ができると嬉しいです。UVカット素材で作れば、晴雨兼用。暑い日も寒い日も移動は快適です。さらに、行き先をインプットすると勝手に歩いて行ってくれる機能も付いていたら最高ですね。あ、もう雨は関係なくなっちゃいました。


■【今月のトピック】パーム油で大混乱

最近、パーム油がちょっと話題になっています。日本ではあまり馴染みが無い油ですよね。 亜麻仁油、えごま油など、体に良い油が流行ってきた一方で、パーム油はトランス脂肪酸が多く含まれていて体にはあまり良くない油なのですが、実は日本国内における植物油の消費量のうちパーム油は菜種油に続いて第2位で、全体の25%ほどを占めているのだそう。どこでそんなに消費されているのかと言えば、マーガリンや、ポテトチップス、チョコレート、カップラーメンなどの製造過程で使われているんですって。馴染みが無いどころか、知らないうちに毎日のように口にしているのかもしれません。

さて、パーム油がなぜ話題になっているのかといいますと、ロシアのウクライナ侵攻の影響で、ロシア産やウクライナ産のひまわり油が品薄になったため、その代替品として世界的にパーム油の需要が高まり、値段が高騰しているのです。 インドネシアは、パーム油のシェアが世界第1位です。パーム油を扱う業者は、これはチャンスとばかりパーム油の輸出量を増やしました。しかしそのせいでインドネシア国内にパーム油が出回らなくなってしまい、国内価格が高騰する結果となってしまったのです。パーム油は、インドネシアの家庭料理に欠かせない食材。価格が高騰して国民が困っているのを知ったインドネシア政府は、パーム油の輸出を全面禁止する措置を取りました。しかも、急に発令されたものですから、パーム油を積んで出港した船が沖合で立ち往生する羽目に。さらに、パーム油の生産者は、輸出を禁止されてしまっては収入が減ると不満を訴える事態となりました。

一方、同じくパーム油の主要輸出国であるマレーシアはというと、パーム油の生産量を増やし、国内外に安定供給を図る計画を発表。インドネシアは、パーム油の市場をマレーシアに奪われる危機にまで陥ってしまいました。慌てたインドネシア政府は、パーム油の輸出禁止を解除。
自国民の窮状を救おうとした政策が裏目に出て、大混乱を引き起こしてしまったというお話でした。

ところで、パーム油って、どんな植物から採れるかご存知ですか? 熱帯雨林で育つアブラヤシの実を圧搾して取れる油なのですが、アブラヤシの実というのがなかなかの見た目をしています。集合体恐怖症の人は見ない方がいいですよ。

店長挨拶

お立ち寄りくださいまして、ありがとうございます。
当店では、お部屋にアジアンリゾートの雰囲気を添えるテーブルウエアやインテリア小物を取り揃えています。どうぞご利用くださいませ。

店長日記はこちら >>

脱・プラスチック!

当店は、天然素材を原料とした商品のみを扱うことは基より、商品をお送りするときの梱包資材にも、できる限りプラスチックを使用しないよう心掛けています。

プラスチックによる海洋汚染を減らすための取り組み。それは、プラスチックごみを
「減らす(Reduce)」
「再利用する(Reuse)」
「再生産する(Recycle)」
の3Rが基本と言われています。 政府や企業に任せておくのではなく、私たち一人ひとりにできること。まず、レジ袋やプラ容器やストローなどの使い捨てプラスチックをできるだけ買わない、使わない。廃棄するときにはリサイクルゴミとして処理する。わかってるけどついうっかり、を無くす。それだけでも少しずつ改善につながります。

便利なプラスチックをやめて、ちょっと不便になってみる。地球のために本気で取り組みませんか?

カレンダー
  • 今日
  • 定休日
  • 臨時休業

定休日・臨時休業日は、発送作業をお休みさせていただきます。ご注文は常時お受けしております。

言葉の説明

インドネシア料理

メルマガ バックナンバー

毎月1日にメールマガジンを配信しています。配信をご希望の方は、下記にメールアドレスを入力し登録ボタンを押して下さい。折り返し、確認メールが自動配信されます。

変更・解除・お知らせはこちら

ページトップへ