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2018年4月1日

■【はじめに】花も団子も

この冬はとても寒い日が多くて、東京でも3月半ばを過ぎてから雪に見舞われましたが、その後1週間で急速に春がやってきて、桜が満開になりました。もう、お花見はされましたか?
私は、桜の木の下で宴会をするという、日本人らしいお花見はしなかったのですが、桜を見る機会には例年になく多く恵まれました。外出先がたまたま桜の名所の近くだったので寄り道してみたり、ふと出掛けた先で思いがけず満開の桜並木に遭遇したり、電車の窓から青空と桜のコラボを眺めたりして、とても幸せな気分になりました。幸せな気分になった後は、美味しいものを飲んで食べて、ますます幸せに。
この国の真ん中で繰り広げられている謎の問答をよそに、春を満喫している私です。


■【今月のお話し】バリ島のお正月

インドネシアは、イスラム教徒が多いのですが、バリ島だけはヒンズー教徒が90%を占めています。しかもバリ独特の思想や祭礼があるため、インド発祥のヒンズー教とは区別してバリ・ヒンズー教と呼ばれています。 以前のメルマガでもお話しさせていただきましたが、インドネシアではイスラム教、キリスト教、ヒンズー教それぞれの宗教に基づく暦が共存しているのに加えて、中華系民族の暦も存在するため、「お正月」に相当するイベントが年に4回あります。しかも、暦の周期が太陽暦と違うので、それらの「お正月」は太陽暦でいうところの何月何日か、毎年異なるのです。

前置きが長くなりましたが、今年のバリ・ヒンズー教の「お正月」は、太陽暦の3月17日でした。バリ・ヒンズー教の新年はニュピ(nyepi)と呼ばれ、特別な一日となります。ニュピの前日、つまり大晦日に相当する日は、悪霊を追い払うために「オゴオゴ」という盛大なお祭りが行われます。悪霊に見立てた山車を担いで、楽器を鳴らしながら練り歩き、最後にはこの山車を燃やしてしまうという儀式です。そしてニュピになると、一日中家から一歩も出ず、悪霊が去っていくのをじっと待つのだそうです。ニュピの日は、外出禁止、火や電気を使うことも禁止、殺生も禁止、となります。電気を使えないのは、ちょっと厳しいですよね。
現地に住むヒンズー教徒だけでなく、異教徒や、海外からの観光客もこれに従わなくてはいけません。バスやタクシーも営業していませんし、空港も閉鎖されますので、逃げられませんよね。とはいえ、ホテル内での電気の使用くらいは許されるそうですから、1日だけなら何とか過ごせるかもしれません。
かつては、「バリ島旅行はニュピを避けて」といわれていましたが、最近では、敢えてニュピを体験するツアーもあるようです。静寂に包まれ、空気も澄んで、自然の音しか聞こえない一日を想像してみてください! 夜は真っ暗闇で、星が綺麗で、とっても不思議な世界でしょうね。

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