店長挨拶
大阪万博に行ってきました
■2025年5月28日(水)
2025年5月、大阪万博に行ってきました。
もともと、行く予定はなかったのですが、インドネシアの万博委員会が、バティックを扱っている当店をたまたま見つけて声をかけてくださり、インドネシアパビリオンでのフォーラムに参加しないかと誘ってくださったのです。希望すれば、そのフォーラムを主催するバティック工房を紹介してくれるとのことなので、喜んで参加させてもらうことにしました。
目的のフォーラムが開催される日は、幸い何の予定も入っていなかったのですが、その前後の日は予定があったため、日帰りすることにしました。いや、前後の予定がなかったとしても、今、ホテル代が高すぎるので、泊りがけという選択肢はなかったでしょう。
前日は、九州辺りに大きな雨雲があって大雨を降らせていました。夜になって雨雲は関西を通過し、当日の朝、私が乗った新幹線と静岡辺りですれ違いました。大阪についたころにはすっかり晴れておりました。雨女の私にしては珍しいことです。
新大阪から御堂筋線と中央線を乗り継いで夢洲駅へ。朝まで雨だったせいか、思ったより空いていて、誰も並んでいないゲート前広場をまっすぐ突っ切り、スマホのQRコードをかざして無事にチェックイン。ミャクミャクがお出迎えしてくれました。
さて、まずは大屋根リングに登ってみないとね。エスカレーターで登れます。リングの幅は予想以上に広く、花も植えてあり、会場を見渡せてなかなかよい気分です。
2Kmもある大屋根リングを1周する時間はないので、途中で地上に降り、場内を散策。スマホアプリの場内マップを開くと、自分の居場所が表示されるので、方向音痴の私でも迷子にならずに済みました。アメリカ館、フランス館、イタリア館などは長蛇の列ができていたし、予約制のところも諦めて、比較的空いてそうな南米や東南アジアのパビリオンをいくつか見学。そして、目的のインドネシア館へ。
展示物が並んでいるだけのパビリオンもある中、インドネシアパビリオンは、ディズニーランドのアトラクションみたいに、テンション高めのスタッフが案内してくれるツアー形式。入口の扉の前で10人くらいずつのグループになって、説明を受けます。英語なので、何を喋っているかわからないときもあるけど、とりあえず「イエーイ」と右手を挙げる。いよいよ入口の扉が開くと、トロピカルな植物と音楽が出迎えてくれます。
ツアーが終わると、いよいよ予約していたフォーラムが行われる部屋へ。バティック工房 Liem Ping Wie の女性オーナーが、インドネシアバティックの歴史と特徴、制作工程などを説明してくれました。Liem Ping Wieは、ジャワ島中部にあるバティック工房で、2022年にバリ島で開催されたG20首脳会議において、お土産として各国首脳に手渡されたのが、Liem Ping Wieのバティックです。ハイクオリティーのバティックを1枚1枚手作りしている伝統のある工房さんなのです。
続いて、バティックの製造工程であるロウ付け作業のワークショップに参加しました。小さな電熱式プレートにステンレスボウルを載せ、その中に固形のロウを入れて溶かします。参加者に、鉛筆で下書きされた白いトートバッグとチャンティンが配られました。チャンティンとは、バティックにロウ描きを行うための専用の器具で、いろいろな太さのものがあります。
温度調節が難しくて、ロウがなかなか丁度よい溶け具合にならず、チャンティンの管に詰まってしまったりして、思うように描けなかったけれど、それでも先生にオダテられながら一応完成です。持ち帰って、自宅で染めてみようと思います!
さて、その後は、私の今日の一番の目的、Liem Ping Wieのオーナーとの商談です。お忙しい中、そしてお疲れの中、打ち合わせをさせてもらいました。近々、Liem Ping Wieさんのバティックを当店で販売させていただけることになりそうです。
夜の噴水ショーも見たかったけれど、帰りの新幹線に乗り遅れそうなので諦めました。雲一つない夜空から月が見送ってくれる中、帰途につきました。
158もの国が参加してこれだけのイベントを開催するのは、どれだけ大変なことかと思います。スタッフさんたちも、それぞれの持ち場で一生懸命に働いていました。ほんの少ししか見て回れなかったのが残念です。近くに住んでいたら、何度か通っていろいろ見てみたいなと思いました。
- 2025.06.01
- 11:11
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