2020年8月1日

2020/11/01

■【はじめに】インドアライフを楽しむ?!

このご時世、お出掛けしてよいものやら止めた方が良いのやら、なんだか迷ってしまいますね。
私は都民なので、例のGO TOキャンペーンは利用できませんが、せっかくの夏ですから、少しは楽しみたいものです。自宅マンションのルーフバルコニーを活用してみようと画策中です。世間では、自宅の庭でのグランピングが流行っているそうですが、私にはあまりマメなことはできそうにないので、バルコニーにテーブルと椅子をセッティングして、普通にキッチンで作った料理を運んで、ビールを楽しむくらいでしょうか。
ガーデニングでちょっと眺めのいい一角を作って、そうだ、ハンモックみたいなイスがあるといいですよねぇ。あとは、音楽を掛けて、暑いから扇風機も出して、虫よけ対策も必要かな。
んー、やっぱりちょっと面倒くさいかも。


■【今月のトピック】ジョグジャカルタのクラフト工房

渡航がままならない現在、商品の輸入は信頼できる工房に発注して、船便で送ってもらっています。今月のお勧めの新商品としてご紹介したチャージャープレートやバスケットは、7月中旬に届いたばかりのものですが、今日はこれらの製品を作っている工房についてご紹介しますね。

Pandanus Internusa というこの工房は、ジョグジャカルタ郊外の広々としたところにあります。工房の名前にも使われているパンダンをはじめ、バンブー、ウォーターヒヤシンス、シーグラスなど、この地域で採れた天然素材を使って、すべて手作業で製作しています。

おもな輸出先はアメリカやオーストラリアのようで、日本にはまだあまり入ってきていないようです。当店からの小ロットの発注にも丁寧に応じてくれて、とてもありがたい工房さんです。
受注生産方式で、完成したら連絡をくれるのですが、それが何週間先なのか何か月先なのか見通しはたちません。頼んだものをすべて作ってくれるかどうかも不明です。例えばA,B,Cの3種類を発注したら、3ヶ月も経って「AとBができたので送ります。」とメールが来て、「Cは?」「作ってません」なんてこともあります。
原材料の調達具合、職人さんの働き方、顧客の優先順位など、彼らなりの都合がいろいろとあるのでしょう。でもこのペースがなんとなくよい感じなのです。私自身、彼らの事情をあれこれ聞いてみるような語学力もないですし(笑)。

昨年、この工房を訪問しました。事前に連絡もせずに突然訪ねたのですが、オーナーのDavidさんはにこやかに工房の中を案内してくれました。そのときに撮った写真です。

工房1

工房2

工房3