2019年2月1日

2019/04/01

■【はじめに】チャリティーイベント

先月のメルマガでお知らせしたとおり、1月20日に武蔵野芸術劇場でインドネシア復興支援イベントが行われました。おかげ様で会場は満席となり、インドネシア大使ご夫妻も足を運んでくださいました。
ステージでは、インドネシア舞踊グループが舞踊とガムランを披露し、途中、ロンボック島とスラウェシ島の津波被害の様子が報告され、会場の皆さんは熱心にご覧になっていました。
TOKO PLUMERIAは、ロビーでインドネシア雑貨を販売し、売上の一部を寄付させていただきました。ご来場くださった方、ありがとうございました。


■【今月のお話し】インドネシア語と日本語は似てる?!

インドネシア語は、日本人にとって覚えやすい言語といわれます。その理由として、母音の発音が日本語と似ていることと、ほぼローマ字読みであることが挙げられます。私は、3年ほど前にインドネシア語の勉強を始めたのですが、この2つの特徴のおかげで、わりとすぐに発音できるようになりました。
でも、発音できることと、意味を理解することは別ですよね。

ところが、意味もとても覚えやすいのです。一度で覚えてしまう単語も結構あるのです。なぜだろうと思っていたのですが、最近、気づいてしまいました! インドネシア語と日本語は、「雰囲気」が似ているのです。どういうことかと言いますと・・・

merah(メラッ)=赤
kitat(キラッ)=光
darah(ダラッ)=血
basah(バサッ)=濡れる
potong(ポトン)=切る
gulung(グルン)=巻く
pechah(ペチャッ)=壊れる
pukul(プクル)=叩く

ね? なんだか語呂合わせみたいにして、一発で覚えられるでしょ?

さらに、「元は同じなんじゃないか?」というくらい、音そのものが似ている単語もあります。

nama(ナマ)=名前
anda(アンダ)=あなた
ikut(イクッ)=行く、ついて行く
kata(カタ)=語る、話す
agama(アガマ)=崇める
masakan(マサカン)=まさか

まあ、異なる言語であっても、ある程度は偶然一致することもあるでしょう。でも実際に、起源同一説を唱える方もいらっしゃるようですよ。

では最後に、あと2つご紹介しますね。
neraka(ノラカ)=地獄
surga(スルガ)=天国

え、どこが似てるの? と思った貴方、たとえばイチかバチかのシチュエーションで、天を仰ぎ見て「伸るか、反るか・・・」とつぶやいたとしましょう。それをインドネシア人が聞いたら、気持ちはきっと伝わることでしょう。