2017年4月1日

2017/05/02

■【はじめに】1年経ちました!

おかげさまで当店は、2017年4月1日で開店1周年を迎えました。ショップサイトの立ち上げから、現地での買い付け、輸入手続き、商品写真の撮影、梱包資材の準備などなど、初めてのことばかりでワクワクドキドキの1年間でした。 戸惑いながらもなんとかやって来られたのは、エールやアドバイスをくださる方たちや、こうしてメルマガを読んでくださる方たちがいらっしゃるおかげです。本当にありがとうございます。

まだまだ至らぬことだらけですが、少しでも良いショップになるよう、勉強を重ねていきたいと思います。何事も、やればできる! と先日の稀勢の里関を見て気合を入れ直したところです。 今後とも当店をどうぞよろしくお願いいたします。


■【お知らせ】アニバーサリーセールを実施します

開店1周年を記念して、4/15(土)~4/30(日)の期間、アニバーサリーセールを実施いたします。 この期間は全品10%オフとさせていただきますので、ぜひショップを覗いてみてくださいね!


■【今月のお話し】インドネシアの料理(その3)

その1ではインドネシア料理の概略を、その2では野菜や豆についてお伝えしました。今回は「肉・魚」編です。
インドネシア人がよく食べる肉は、鶏肉、牛肉、山羊肉です。人口の9割を占めるイスラム教徒は豚肉を食べませんが、バリ島のようにヒンズー教が多い地域では豚肉も好んで食されています。水牛、アヒル、ウミガメなどを食べる地域もあります。腸、胃袋、心臓などのモツ料理もよく食べられているようですが、私はまだモツ料理にトライしたことはありません。香辛料をふんだんに使っているので臭みも無く美味しいらしいのですが、見た目がちょっとグロテスクなので・・・。

日本人にもなじみのある肉料理は、サテとルンダンでしょうか。サテは、小さく切った肉を串に刺して焼いたものです。「焼き鳥」を思い浮かべていただければちょうどよいかと思います。ルンダンは、肉をココナッツミルクと香辛料でじっくり煮込んだ料理です。タイカレーに似ていて、私も大好きです。 海に囲まれた国ですから魚やイカ、エビ、貝類などの魚介類も豊富です。煮たり焼いたり揚げたり、ペペス(Pepes)と言ってバナナの葉で包んで蒸し焼きにする調理法もあります。

日本人のような、魚の種類に対するこだわりはあまりないようで、料理名にサワラやスズキと言った名前は出てきません。まとめて「魚」と表します。「魚」はインドネシア語で「イカン(Ikan)」です。レストランでメニューに「Pepes Ikan」と書いてあったら、何の魚かわからないけれどバナナの葉で包んで蒸し焼きにした料理です。「Ikan Goreng」は、何の魚かわからないけれど油で揚げた料理です。 「Pepes Ikan」も「Ikan Goreng」も、たいてい、魚を一匹丸ごと調理したものに、サンバルが添えられて出てきます。サンバルは唐辛子をメインとしたスパイスをすり潰して作ったソースで、これを付けて食べればどんな魚でも美味しいのです。