2023年9月1日

2024/01/31

■【はじめに】エアコン最高

我が家のリビングのエアコンは12年前に購入したものでしたが、7月ごろからだんだん効きが悪くなり、猛暑の真っただ中、「もうお手上げ」とばかりに熱風しか吐き出さなくなりました。窓を開けた方が涼しいくらい。
コンセントを抜いてしばらく放置した後に再稼働すると、少しの間復活するという裏技を駆使したり、隣室のエアコンを点けて扇風機との合わせ技でリビングに冷風を送ったりしながら約1カ月。

そして8月末、ちょっとばかり値段が下がったのを見計らってようやく買い替えました! 最近のエアコンは、省エネ設計で、音も静かで、風も柔らかいですね。最高です。


■【今月のトピック】独立記念日と運動会

インドネシアの独立記念日は8月17日です。第2次世界大戦の終戦が1945年8月15日、その2日後にインドネシアは独立を宣言しました。オランダの統治下に340年間、その後日本の統治下に3年間という、長い植民地時代を経ての独立宣言でした。

独立記念日には、式典やパレードが行われるほか、全国各地で運動会が開催されるのだそうです。運動会と言っても、真面目な陸上競技ではなく、どちらかというと余興とも言えそうな競技を国民みんなで楽しむのですって。
綱引き、パン食い競争、風船割り、竹馬レース、自転車レース、棒登りなどがあるそうですが、日本のそれとはちょっと違っています。例えば、パン食い競争といってもパンではなく、クルプックという海老せんべいのようなお菓子が吊り下げられていて、手を後ろに縛られた状態でかぶりつきます。風船割りは、小麦粉が入っている風船を、目隠しをした状態でナスやキュウリで叩き割ります。ナスやキュウリの方が先に割れてしまいそうですね。自転車レースは、遅くゴールした方が勝ちで、途中で地面に足をつけたら失格となります。棒登りはチーム戦で、棒の上に括り付けられた景品を取ったチームが勝ちなのですが、なんと棒には油がたっぷり塗られているので、ツルツル滑ってなかなか登れないのですって。
なんだかどれも楽しそうですよね。

そもそもなぜ独立記念日に運動会なのかと言いますと、実は、深~い意味が込められているのだそう。クルプック食い競争は、食べるのに苦労した植民地時代を忘れないために。綱引きや棒登りは、団結し協力し合うことの大切さを。竹馬は、踏み出すのを躊躇すると倒れてしまうことから、前進し続けることの大切さを、意味しているのだそうです。もちろん、インドネシアの人々は毎年そのような意味を噛みしめながら運動会に参加しているわけではないでしょうけどね。

コロナ禍の間は、まともに開催できなかったそうですが、今年は4年ぶりに通常開催できる喜びも加わって、以前にも増して盛り上がりを見せたことでしょう。