2022年2月1日

2022/05/01

■【はじめに】次はなんだ?!

最近、Z世代という言葉をよく耳にします。1997年~2012年に生まれた人たちをそう呼ぶのだそうですね。なぜZなんだろうと思って調べてみたら、1965年~1980年生まれをX世代と呼んだからだそうで、1981年~1996年生まれがY世代。おおよそ15年ごとに区切って名付けているのだそう。なぜXから始まったのかも調べてみたら、この世代の人は「成人するころに21世紀を迎える未知なる世代」だからですって。私はぎりぎりこのX世代です。
ちなみにZ世代は、物心がついたころからインターネットやスマホがあり、テレビよりもインターネットから情報を得る。そして社会的に不安定な時代を生きてきたために安定を求め、プライベート重視、コスパ重視、なんだそう。
なんだか星占いと変わらないように思えるのですが・・・。

Zの次は、どうやらギリシャ文字を使って「α(アルファ)」となるらしいですね。


■【今月のトピック】インドネシアの生薬「ジャムウ」

インドネシアの「ジャムウ」をご存知でしょうか。
ジャムウ(JAMU)とは、植物の葉や種、根、樹皮、花、果実などを原料とし、古くから民間療法として用いられてきた生薬です。その起源はインドの古代医学アーユルヴェーダだそうで、6~8世紀にかけてインドネシアに伝わったのが始まりといわれています。
そのレシピは親から子へと代々受け継がれ、現在でもインドネシア人にとっては身近な存在です。

そのまま飲めるドリンクタイプのものや、水に溶かして飲む粉末タイプ、手軽なタブレットタイプなどがありまして、効能は、風邪、発熱、咳止め、偏頭痛、便秘、痛風などの病気治療を目的としたものから、食欲増進や体力増強、痩身、豊胸など。なんとなく怪しい雰囲気が漂います。

インドネシアでは、ジャムウショップで悩みを相談しながら症状に合わせて調合してもらうことができます。3年ほど前ですが、私も一度行ってみました。悩みを相談できるような語学力はなかったので、ノーマルっぽいのを選んで買ったのがこちらです。
ジャムウ

飲んでみましたが、がつんと生姜味で、正直、美味しくはないです。飲んだ瞬間に血行が良くなりました。

ジャムウは、飲むだけでなくスキンケアにも用いられ、ボディクリームや石鹸、などにも加工されています。 塗り薬としても用いられており、有名なのが「ボカシオイル」。家庭の救急箱に必ず入っているそうです。切り傷、擦り傷、虫さされ、湿疹、火傷などの皮膚のトラブルをはじめ、筋肉痛、関節痛、歯痛、疲労回復、体臭予防と、まさに万能薬なのです。「オロナイン」「ムヒ」「サロンパス」「8×4」の役をこの一本でこなすというのですからすごいですね。実は我が家にもありますが、効き目はご想像通りです。

この「ボカシ」という言葉にピンときた方もいらっしゃるかと思いますが、これは日本語由来だそうで、ボカシ肥料の「ボカシ」なのですって。ボカシ肥料と同様、微生物発酵の技術で作られているのだそうです。