2022年1月1日

2022/04/05

■【はじめに】星だ、 飛行機だ、 ISSだ!

一般人が、自費で、国際宇宙ステーションに行って、帰ってくる。そんな時代になったのですね。いや、あの方は「一般人」ではないかもしれませんが・・・。
ところで、国際宇宙ステーションって、どこにあるかご存知でしょうか? 私は実はつい最近までよく知りませんでした。地球から見えるタイミングがあることも知りませんでした。地球から400Km上空を秒速7.7Kmで飛行しているなんてことも。およそ90分で地球を一周し、従って一日に地球の周りを16周もしているということも。

某社長が宇宙遊泳しているところをニュースで見ていたら、「今、国際宇宙ステーションが見えるよ」とある友人が教えてくれたので、あの社長は今あそこにいるのか、と急に現実感を覚えるとともに、不思議な感覚に陥りました。
夕方、西の空に見えるひときわ明るい光。金星か飛行機だと思っていましたが、ISSだったのですね。


■【今月のトピック】「光の祭典」でグランプリ!

昨年12月に、明治神宮外苑の聖徳記念絵画館で、光の祭典「TOKYO LIGHTS」というイベントが開催されました。メインコンテンツは、世界54か国からエントリーされたプロジェクションマッピング作品の上映会と公開審査。246作品の中からみごとグランプリに選ばれたのは、なんとインドネシアの若きクリエーターチーム「THE FOX, THE FOLKS」でした。
この大会は、2012年にスタートし、コロナで延期になった年もあって今回で9回目の開催でした。このプロジェクションマッピングの国際大会は、毎回テーマが出題され、2分程度の短い作品で競い合うのだそう。今回のテーマは「希望」でした。

「THE FOX, THE FOLKS」がグランプリを受賞した作品は、こちらでご覧になれます。タイトルは「THROUGH THE NIGHT」。
https://www.youtube.com/watch?v=fe_VTGNhbS8

ちなみに、準グランプリのスペインの作品はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=Bs7fLAtrDnQ

審査員特別賞のドイツの作品はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=1NU5PF276Ug

スペインやドイツの作品は、繊細で洗練されていて、抽象的な作品ですよね。それに比べてインドネシアは、思わず引き込まれてしまうアニメーションで、直接的な表現。最先端のデジタル技術のはずなのに、なぜかアナログっぽさを感じてしまいます。でもインパクトは確かにありますよね。
この「THROUGH THE NIGHT」は、グランプリだけでなく、オーディエンス賞も併せて受賞したそうです。審査員だけでなく一般聴衆からの支持も得られたということですね!